竜ヶ岳(りゅうがたけ)は、三重県いなべ市と滋賀県東近江市の境にある標高1,099mの山。鈴鹿山脈中部に位置し、鈴鹿セブンマウンテンに選定されている。
ホタガ谷付近を境にして北側が石灰岩、南側が花崗岩の山である[3]。ホタガ谷は石灰岩質のため、谷の上部まで流水がある。石榑峠へ向かう表道登山道には、「重ね岩」と呼ばれる花崗岩の巨石がある。一部の斜面では風化が進んでいる。山容は女性的な穏やかな櫛形状である。
郷土資料の『員弁史談』によると、「昔この地の豪族が竜神を祀って雨乞祭をした故事によって竜ヶ岳と名付く」という雨を呼ぶ竜神にちなんだとされている[4][5]。古くは雨乞いの山として登拝され、南側の山腹にはこれにちなんだ「白龍神社」がある[6]。
三重県側の宇賀渓の登山口などから登山道が開設されている[10][11]。宇賀渓系にはキャンプ場があり、魚止滝、長尾滝など多くの滝がある観光スポットになっている[12]。ホタガ谷にはサンショウウオが生息し、ヤマビルを見ることがある[6]。
山頂部はクマザサに覆われていて、シロヤシオなどの樹木が点在する。周辺の登山道ではヤマツツジ、オヤマリンドウなどが多く見られ、山腹ではイワカガミ、タニウツギなどが見られる。
鈴鹿山脈中部の主稜線に位置し、治田峠と石榑峠の間にある山。北に藤原岳南に三池岳がある。山頂から東に遠足尾根が延びる[13]。
以下の源流となる河川は、伊勢湾及び琵琶湖へ流れる[13]。
山頂は見晴らしが良く、濃尾平野、伊勢湾、御嶽山、日本アルプス、養老山地や鈴鹿山脈の山々が望める。山頂には展望図が設置されている。
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