立政寺(りゅうしょうじ)は、岐阜県岐阜市西荘三丁目7番11[1]にある浄土宗西山禅林寺派の寺院である。山号は亀甲山。寺号は正しくは護国院立政寺。
歴史
この寺は、智通上人(智通光居)が1354年(正平9年)に伊勢参宮の帰りに訪れ、念仏苦行を行い、それをみた人々が集まったのが始まりと伝えられる。全盛時には浄土宗西山派の中心寺院ともなった。1891年(明治24年)の濃尾地震で被災した。
文化財・史跡
岐阜県指定重要文化財
岐阜県指定史跡
- 智通光居墓[6]
- 智通上人は応永10年(1403年)に亡くなった。以前は本堂裏手に墓地があったが、現在は本堂前側(南西部)に改葬されている。
岐阜市指定文化財
所在地
その他
1609年(慶長14年)頃に安楽庵策伝が滞在していた。このこともあり、2008年(平成20年)には策伝大賞の記念植樹が境内で行なわれた。
脚注
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