福岡高速4号粕屋線(ふくおかこうそく4ごうかすやせん、Route 4 Kasuya Line)は、福岡市東区の貝塚JCTから福岡市東区と糟屋郡粕屋町にまたがる福岡IC出入口へ至る福岡高速道路の路線である。
概要
路線としての「福岡高速4号線」の概要は以下の通りである。
- 区間: 福岡市東区箱崎ふ頭三丁目 - 福岡市東区蒲田三丁目
- 延長: 6.9km
- 事業費: 888億円(単価: 129億円/km)
- 幅員: 17.50m
- 工期: 1991年 - 2007年
九州自動車道福岡ICと福岡市中心部を直結する路線であり、起点側の一部を除く大半の区間が国道201号(旧・福岡東バイパス)の高架部に建設されている。本線(出入口部等除く通常時)は全線60km/h規制であったが、2017年2月27日より一部区間の最高速度が80km/hに変更された[2]。
全線が アジアハイウェイ1号線の一部となっている。
路線番号
4
接続高速道路
出入口など
- 多の津出入口・粕屋出入口については並行する国道201号と接続している。
歴史
- 1982年(昭和57年)3月27日 : 福岡高速道路の1次供用区間の一つとして貝塚出口供用開始。この時点では貝塚JCTは1号線貝塚出口のランプの一部であった。
- 1983年(昭和58年)6月30日 : 貝塚入口供用開始。
- 1999年(平成11年)3月27日 : 9次供用区間の一つとして、貝塚JCT - 粕屋間供用開始。
- 2000年(平成12年)11月21日 : 10次供用区間として、貝塚JCT渡り線(1号線香椎方面-4号線)供用開始。
- 2002年(平成14年)3月10日 : 12次供用区間として粕屋 - 福岡IC間供用開始、全線開通。九州自動車道と直結。
- 2012年(平成24年)7月21日 : 福重JCTにおいて1号線と5号線の接続部分が開通し、環状路線が完成するのと同時に通称名が付与された。 通称名・区間は下記の通り。案内標識はすべて通称名のものに置き換えられた。
- 2017年(平成29年)2月27日 : 安全施設の整備などで道路環境が改善されたことを受けて、福岡IC - 貝塚JCT間の規制速度を、実態に近づける方向に見直しを行い、最高速度が60km/hから80km/hに緩和された。
交通量
24時間交通量(台) 道路交通センサス
区間 |
平成17(2005)年度 |
平成22(2010)年度 |
平成27(2015)年度
|
貝塚JCT - 貝塚出入口 |
33,296 |
37,774 |
40,055
|
貝塚出入口 - 松島出入口 |
33,296 |
37,774 |
40,055
|
松島出入口 - 多の津出入口 |
33,296 |
37,774 |
37,140
|
多の津出入口 - 粕屋出入口 |
33,296 |
37,774 |
34,099
|
粕屋出入口 - 福岡IC |
14,439 |
18,592 |
20,015
|
(出典:「平成22年度道路交通センサス」・「平成27年度全国道路・街路交通情勢調査」(国土交通省ホームページ)より一部データを抜粋して作成)
関連項目
脚注
参考資料
外部リンク