福岡 晃子(ふくおか あきこ、1983年4月16日 - )は、日本のベーシストである。徳島県徳島市出身で、2005年に上京したが、2020年に徳島県南部に移住した。血液型はA型。ロックバンド・チャットモンチーのベース・コーラスで、2002年から解散まで務めた。
中学生の時にテレビで見たSUPERCARに感銘を受けて大ファンになり、ベーシストのフルカワミキのインタビューを読んで「自分もバンドをできるかも」と思いベースを始める[3]。しかし、当初は楽器ができる友達が周りにおらず、1人で練習する辛さからベースを一度挫折し、別のバンドでギターを担当していた。カバーしていたのはJITTERIN'JINN、THE HIGH-LOWS、ロリータ18号、椎名林檎など[3]。高校時代に友人[4]に誘われて行ったチャットモンチーのライブで、普段は高校でおとなしい橋本絵莉子が歪んだギター音を鳴らし叫ぶように歌う姿に驚愕し、以来チャットモンチーのファンになる。高校卒業を控えた3月に、自分以外のメンバーが就職や県外への進学のために脱退したことを橋本本人に告げられ、同時にベースとして加入の誘いを受ける[5]。ベースを辞めてから年月が経ちほとんど弾けない状態であること、自身の加入でチャットモンチーの音楽性が崩れないかという心配などがあったものの、憧れだったチャットモンチーに加入できることを喜び加入する。大学進学後に高橋久美子と知り合い、チャットモンチーに勧誘する。高橋は教職に就きたかったためなかなか承諾しなかったが、その後も勧誘を続けた結果2004年に加入[6]、スリーピース編成となる。卒業論文では「親子丼について」という題で、レシピを元にした「親子丼できたドン!」という楽曲を制作した[7]。メジャーデビューを機に上京。2011年に高橋が脱退した後はdetroit7の山口美代子に師事しドラムスに転向[8]。2014年にサポートメンバーを加えた4人体制になった後は再びベース主体へ戻る。ライブではベースの他ドラムスやキーボード等も演奏するようになり、マルチプレイヤーとしての才能を発揮している。2018年にバンドは解散(完結)した。
2010年10月10日にアパレルブランド「STINGRAY」を始動。「ドット」をコンセプトとし、ドット柄を多く取り入れたグッズを製作している。
2013年よりおおはた雄一とのユニット「くもゆき」でも活動中。同ユニットの楽曲「ザ・ギョーザ!」ではPV監督を務めている。また自身の出身地・徳島県にある三好市祖谷の旅館で行われたイベントで世武裕子とともに「忘れちゃいなよバド部」としての演奏もしている。
2021年2月21日、自身のYouTube公式チャンネルを開設し、初回の投稿でチャットモンチー完結後に結婚と出産をしたことを公表した[9]。のちに、この子供が男児であることと息子が発達障害であることを明らかにした。
accobin名義でのリリース。