神戸大学附属幼稚園(こうべだいがくふぞくようちえん)は、兵庫県明石市にある国立幼稚園。大多数の卒園生は神戸大学附属小学校に進学する。
概要
幼稚園教育のほか、神戸大学との連携のもと教育理念の実験的研究並びに実証、神戸大学学生の教育実習、幼稚園教育の実践的研究を行っている。3歳児入園の3年保育と4歳児入園の2年保育がある。園地面積約6,100m2、園舎面積約1,240m2である[1]。2012年現在、学級数は5クラス、教員数6人、園児数120人であった[2]。
沿革
経緯
神戸大学附属幼稚園は、1904年(明治37年)、明石女子師範学校の附属幼稚園として開園し[1]、兵庫県明石女子師範学校附属幼稚園、兵庫師範学校女子部附属幼稚園と改称された。第二次世界大戦後の学制改革によって、神戸大学兵庫師範学校附属幼稚園となり、まもなく神戸大学教育学部附属幼稚園となった。1992年(平成4年)、神戸大学教育学部の改組[3]により、神戸大学発達科学部附属幼稚園と改称された。2009年(平成21年)、 神戸大学の附属学校再編[4][5]により、神戸大学附属幼稚園と改称された。
年表
教育目標
人間らしくよりよく生きるための行動の基盤を幼児自らに形成させる[1]
園の行事
※主な行事を記載。
- 4月 - 入園式、第1学期始業式
- 5月 - 園外保育、事前教育実習、開学記念日
- 6月 - 保育参観日
- 7月 - 第1学期終業式
- 8月 - 夏休み
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- 9月 - 第2学期始業式、教育実習
- 10月 - 運動会、園外保育(4歳児)、教育実習、防災訓練、開園記念日
- 11月 - 園外保育(3・5歳児)、教育実習
- 12月 - 第2学期終業式
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- 1月 - 第3学期始業式、防災訓練
- 2月 - 生活発表会
- 3月 - お別れ遠足、修了式、第3学期終業式
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学区
- 公共の交通機関等を利用し、通園所要時間30分程度で保護者の元から無理なく登園できること[5]。
交通
JR西日本明石駅、山陽電車山陽明石駅から東へ徒歩10~15分
関連項目
脚注
- ^ a b c d e 神戶新聞出版センター『兵庫県大百科事典』 上、神戶新聞出版センター、兵庫県神戸市、1983年。ISBN 9784875211006。
- ^ 明石市. “「1. 幼稚園の状況」 『明石の学校』” (pdf). 2014年1月17日閲覧。
- ^ 神戸大学沿革年表
- ^ 神戸大学の附属学校再編計画
- ^ a b 神戸大学附属幼稚園
外部リンク