知利別町(ちりべつちょう)は北海道室蘭市の地名。知利別町一丁目から四丁目の町がある。住居表示実施済み。郵便番号は050-0076。かつて同名の字が存在した。
室蘭市の東部に位置し、北に天神町、東に高砂町、東から南東に宮の森町、南に中島町、南西から西に中島本町と接する。
室蘭市の都市計画マスタープランでは蘭東地域に属する[4]。
西側の丘陵地帯と東側の楽山に挟まれた地域で、中央部から知利別川が南西流する。町域中央および西側の丘陵地帯を北海道道107号室蘭環状線が縦断する。町域の南東からは北海道道919号中央東線が北西に走り、道道107号室蘭環状線に接続する。
日本製鉄の社宅を中心として発達した住宅街で、南から順に一丁目から四丁目が並んでいる。 一丁目に製鉄記念室蘭病院,室蘭市立桜蘭中学校、二丁目に室蘭めばえ幼稚園,室蘭市知利別集会所,楽山ケ丘自治会会館,稲荷神社、三丁目に室蘭知利別郵便局などがある。
江戸期は森林地帯で、1881年(明治14年)、仙台藩支藩の角田藩主石川邦光の実弟石川俊在が30戸で入植した土地という[5]。1938年(昭和13年)以降は日鉄輪西製作所(現日本製鉄)が社宅を建設しはじめ、1957年(昭和32年)頃には町内人口の6割がその家族であったという[5]。
一丁目にある桜蘭中学校はかつて蘭東中学校という名前だったが、2013年(平成25年)、中島町二丁目にあった向陽中学校と統合して名称変更した。
アイヌ語のチㇽ・ペッ(cir-pet)でそれぞれ鳥・川を表す[6]。昔は数万の鴨が川に群集して真っ黒に見えるほどだったという[6]。
2023年(令和5年)12月31日現在(室蘭市発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
国勢調査による人口の推移。
国勢調査による世帯数の推移。
市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[17]。
地域を縦貫する北海道道107号室蘭環状線に道南バスがバス路線を運行している。
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