崎守町

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崎守町
地図北緯42度22分27.37秒 東経140度55分39.25秒 / 北緯42.3742694度 東経140.9275694度 / 42.3742694; 140.9275694座標: 北緯42度22分27.37秒 東経140度55分39.25秒 / 北緯42.3742694度 東経140.9275694度 / 42.3742694; 140.9275694
日本の旗 日本
都道府県 北海道の旗 北海道
市町村 室蘭市
人口情報2023年令和5年)12月31日現在)
 人口 289[1]
 世帯数 168[1] 世帯
設置日 1967年昭和42年)7月1日
郵便番号 050-0055[2]
市外局番 0143(室蘭MA[3]
ナンバープレート 室蘭
ウィキポータル 日本の町・字
北海道の旗 ウィキポータル 北海道
ウィキプロジェクト 日本の町・字
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崎守町(さきもりちょう)は北海道室蘭市住居表示未実施。郵便番号は050-0055。かつて同名の字が存在した。

地理

室蘭市の西部に位置し、北に石川町白鳥台、東に香川町幌萌町、南東に陣屋町と接し、南から西に内浦湾と面する。

河川

海洋

地域の特徴

室蘭市の都市計画マスタープランでは蘭北地域に属する[4]

白鳥台の東,南,西を取り囲むような形になっている。南西部は埋め立て地で他は台地。北東端近くを道央自動車道が横断し、東端に室蘭ICがある。室蘭ICから接続する北海道道107号室蘭環状線が北東部を縦断、北海道道127号室蘭インター線は南下して陣屋町に抜ける。南部はほとんどの区間をトンネルとしてJR北海道 室蘭本線が南部を横断し、中央部に崎守駅がある。崎守駅からは北海道道704号崎守停車場線が北上し、白鳥台の南東から北西を囲むように通過する国道37号に接続する。
南部に崎守神社,泊然山元室蘭仙海寺,白鳥湾展望台,楢崎製作所、北部に室蘭ゴルフ倶楽部がある。

歴史

室蘭の地名発祥の地で、現在でも元室蘭と呼ばれる[5]。陣屋町に南部陣屋が設置された頃には、ホロシレト岬(現在の崎守神社裏)ににらみ台場(国史跡東蝦夷地南部藩陣屋跡モロラン陣屋跡の一部)が置かれ、15人が配置されていたという[5]1965年(昭和40年)室蘭ゴルフ倶楽部白鳥コースがイタンキより移転[6]1968年(昭和43年)崎守駅開設[6]1984年(昭和59年)白鳥湾展望台設置[6]

地名の由来

崎守神社と南部陣屋出張台場跡にちなむ[6]

沿革

  • 1929年(昭和4年)10月16日 - 字名改正により元室蘭村(大字)の一部が崎守町(字)となり、元室蘭村(大字)を廃止[6][7]
  • 1967年(昭和42年)7月1日 - 崎守町新設[注 1]

町名の変遷

実施内容 実施年月日 実施後 実施前
字名改正 1929年(昭和4年)10月16日 崎守町(字) 元室蘭(大字)の小字、
モロラン,トコタンバ,モイ,キモンタイ,ペケレオタ,ポンペケレオタ,東沢,沢奥,オホナイ,ヘンベキリウタ,ベキリウタ[7]
町名新設 1967年(昭和42年)7月1日 崎守町 崎守町(字)

世帯数と人口

2023年(令和5年)12月31日現在(室蘭市発表)の世帯数人口は以下の通りである[1]

世帯数 人口
崎守町 168世帯 289人

人口の変遷

国勢調査による人口の推移。

1995年(平成7年) 323人 [9]
2000年(平成12年) 387人 [10]
2005年(平成17年) 397人 [11]
2010年(平成22年) 360人 [12]
2015年(平成27年) 314人 [13]
2020年(令和2年) 299人 [14]

世帯数の変遷

国勢調査による世帯数の推移。

1995年(平成7年) 121世帯 [9]
2000年(平成12年) 144世帯 [10]
2005年(平成17年) 147世帯 [11]
2010年(平成22年) 151世帯 [12]
2015年(平成27年) 128世帯 [13]
2020年(令和2年) 135世帯 [14]

学区

市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[15]

地番 小学校 中学校
崎守町 全域 室蘭市立白蘭小学校 室蘭市立本室蘭中学校

交通

鉄道

  • JR北海道 崎守駅

バス

道南バスが路線バスを運行する。

道路

  • 道央自動車道
    • 室蘭IC
  • 国道37号
  • 北海道道107号室蘭環状線
  • 北海道道127号室蘭インター線
  • 北海道道704号崎守停車場線

施設

寺社

  • 崎守神社
  • 泊然山元室蘭仙海寺

公園

  • 崎守臨海公園

その他

  • 白鳥湾展望台
  • 楢崎製作所
  • 室蘭ゴルフ倶楽部

脚注

注釈

  1. ^ 新室蘭市史 第2巻によれば「町名地番を整理する新住居の実施は、…四十二年(一九六七)七月の第五次整理をもって一応完了した。これによって五十町九十一丁に統合整理された…」となっている[8]。1967年7月1日時点での町を数えると、崎守町も含めなければ50町にならないため、1967年7月1日の第五次整理にて町として成立したと考えられる。

出典

  1. ^ a b c 町別の人口と世帯数(日本人のみ)”. 室蘭市 (2024年1月4日). 2024年3月20日閲覧。
  2. ^ 郵便番号”. 日本郵便. 2024年3月20日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2024年3月20日閲覧。
  4. ^ 室蘭市都市計画マスタープラン”. 都市建設部都市政策推進課都市政策推進係. 2023年10月8日閲覧。
  5. ^ a b 角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典 1.北海道 下巻』角川書店、1987年、429頁。ISBN 4040010124 
  6. ^ a b c d e 角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典 1.北海道 上巻』角川書店、1987年、588頁。ISBN 4040010116 
  7. ^ a b 室蘭市市史編さん委員会『新室蘭市史 第2巻』室蘭市役所、1981年3月25日、110頁。 
  8. ^ 室蘭市市史編さん委員会『新室蘭市史 第2巻』室蘭市役所、1981年3月25日、111頁。 
  9. ^ a b 平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2023年7月17日閲覧。
  10. ^ a b 平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2023年7月17日閲覧。
  11. ^ a b 平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2023年7月17日閲覧。
  12. ^ a b 平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2023年7月17日閲覧。
  13. ^ a b 平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2023年7月17日閲覧。
  14. ^ a b 令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2023年7月17日閲覧。
  15. ^ 室蘭市内小中学校通学区域”. 室蘭市 教育部・学校教育課. 2024年3月20日閲覧。

関連項目


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