矢崎 和彦(やざき かずひこ、1955年7月10日 - )は、日本の実業家。フェリシモ代表取締役社長。元神戸経済同友会代表幹事。ベスト・ファーザー賞 in 関西、神戸市産業功労者賞、毎日経済人賞受賞。
人物・経歴
大阪市で5人兄弟の末っ子として生まれる。1978年学習院大学経済学部経営学科卒業。同年父が創業したハイセンス(現のちのフェリシモ)に入社し[1][2]、事業本部長に就任。1980年同社取締役。1986年同社取締役副社長。1987年同社代表取締役社長[3][4]。
2005年神戸大学大学院経営学研究科修了、経営学修士(専門職)[5]。2007年神戸経済同友会代表幹事[3][4]。2010年毎日経済人賞受賞[4]。2012年神戸市産業功労者賞受賞[5]。2017年度ベスト・プラウド・ファーザー賞 in 関西受賞[6]。2021年フェリシモ財団の初代理事長に就任[7][8][9]。
日本通信販売協会常任理事[10]、企業メセナ協議会評議員[5]、神戸市デザインアドバイザリーボード、神戸商工会議所デザイン都市推進委員会委員長、日本マーケティング学会理事、神戸大学経済経営研究所非常勤講師[3][4]、ソーシャルビジネスネットワーク常任顧問[11]、中内学園アドバイザリーコミッティー等も歴任[12]。
著書
- 『ともにしあわせになるしあわせ : フェリシモで生まれた暮らしと世の中を変える仕事』英治出版 2013年
- 『ビジョナリー・マーケティング : Think Differentな会社たち』(栗木契, 岩田弘三と共編著)碩学舎 2013年
脚注