田端志音(たばた しおん、1947年4月17日 - )は、日本の陶芸家[1]。
1947年、福岡県北九州市戸畑区に生まれる[2]。1985年より5年間、茶道具商の谷松屋戸田商店に勤めた事が契機となり、1991年に作陶の世界に入る[1]。1992年には神戸市北区に築窯する。 陶芸家の杉本貞光に師事した後[2]、2004年に長野県軽井沢町に転居し、工房「志音窯」を創設[1]。現在はそこで創作活動の傍ら陶芸体験教室も催している。
吉兆の創業者である湯木貞一に才能を見出され、その作品は吉兆をはじめ有名料亭で重用されている。また、尾形乾山や北大路魯山人の写しに打ち込み、赤絵・銹絵・染付などの手法に習熟する事となった。
夫と3人の娘がいる。次女は現代美術家の束芋。
(出典:[1])
志音窯 田端志音 - 公式サイト