田房 永子(たぶさ えいこ、1978年 - )は、日本の漫画家、ライター、エッセイスト、コラムニスト。
武蔵野美術大学短期大学部美術科を卒業後、第3回アックスマンガ新人賞佳作を受賞する。
2003年より男性向け成人誌、実話誌、スポーツ新聞にて漫画やイラスト、ライター業をはじめる[5]。
2006年、男性向け成人誌の仕事をする中での女性としての葛藤を書いた文章が『婦人公論』に掲載される。
2010年からは活動の場を女性向け媒体に移す。[6]
2012年、母親との葛藤を描いたコミックエッセイ『母がしんどい』を刊行。初の単行本となった同作がベストセラーになったことで、広く知られるようになる。[7]
2014年には妊娠・出産・育児にまつわるさまざまなエピソードを描いた『ママだって、人間』を刊行。
2016年、自身が「今まで誰にも言えなかった深刻な悩み」であった「キレる」ことをテーマにしたコミックエッセイ『キレる私をやめたい〜夫をグーで殴る妻をやめるまで〜』を刊行し、話題を呼ぶ。[8][9]
2021年、初のフィクション作品『大黒柱妻の日常 共働きワンオペ妻が、夫と役割交替してみたら?』を刊行[10]。主人公を「エイコ」として自身の体験を描く従来の手法ではなく架空の人物を主人公とするフィクション作品に挑戦した。
漫画
└韓国で韓国語版が発売されている。
└中国語(簡体字)版が発売されている。
└前半は漫画、後半はエッセイ。
エッセイ
└「男しか行けない場所に女が行ってきました」の大幅加筆修正文庫版。
対談、共著、挿絵
└斎藤環による対談集。田房の他に角田光代、萩尾望都、信田さよ子、水無田気流の対談が収録。韓国で韓国語版が発売されている。
└漫画を担当。
└平成の負の遺産をテーマに90年代の女子高生ブームについてを執筆。
└上野千鶴子との対談共著。挿絵及び漫画を担当。2021年、中国語(簡体字)版が中国で発売され、中国最大級読書サイト「豆瓣」で「2021年最も注目された本」第3位、「ノンフィクション部門」第2位を獲得。2022年からは台湾でも台湾繁体字版が発売されている。オーディオブックは中国語版、日本語版がある。
└岡田法悦・著。田房は漫画を担当。
└北原モコットゥナシ・著(※「シ」はアイヌ語小文字)。田房は漫画を担当。
責任編集
寄稿
└澁谷知美・著。解説を寄稿。
└信田さよ子・著。解説を寄稿。
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