現代書館(げんだいしょかん)は、東京都千代田区にある日本の出版社。教育・福祉・人文・社会・写真集などの出版物を刊行する。
概要
所在地
ウィキペディアへの批判
2019年11月に出版された石川優実の著書『#KuToo ― 靴から考える本気のフェミニズム ―』のウィキペディアでの記述に関し、2020年1月17日付で監理室長名で発表した自社プレスリリースで、以下のように批判した。
- 同書で行われた#KuToo運動への批判ツイートの引用について「著作権法32条や48条に基づき適法引用から成り立っている」とする見解のプレスリリース[1]の発表後、ウィキペディアで「著作権侵害にあたるとする弁護士がいる」と当初その弁護士の実名を挙げて投稿した人物がいたこと、その後の編集でその弁護士の実名は削除されるも、1月17日時点で未だに「著作権侵害の指摘を示す弁護士がいる」との記述が残っており、そこには引用であるとの見解への反論が無く、単に「弁護士の意見」なるものが弁護士名を匿名化したうえで併記され、あたかも著作権侵害の見解に法的な根拠があるかのような記載を続けており、投稿者がこのような見解を維持するのであれば、明確な根拠に基づく反論を明示すべきであり、そうでないなら記載を速やかに削除すべきであること。
- 「ツイートを無断で改変したことについての説明はされなかった」ことを理由として、引用に関する現代書館の説明だけでは「説明が不十分であるとして同一性保持権侵害が問題視されている」とし、ツイート上でそのような「石川及び現代書館に対する批判がある」との旨の批判的記述があるが、投稿者が言うところの「ツイートを無断で改変した」という前提事実が同項目の記載上で明らかにされていない点で不可解な記載であること。
- 同書には「ツイートを無断で改変した」事実は存在しない。したがって、このような根拠なき主張に対していちいち格別の説明をする必要がないことは明らかであったから無視したに過ぎない。しかし投稿者の記載は、前提を欠くツイートに対しても反論説明すべきであるとなぜか主張し、現代書館の当然の無視をことさら説明責任の回避であるかに言い立てる見解を掲載している。
- 投稿者による石川や現代書館に対する非難の手法は、投稿者が「何」をとらえて論じているのか具体的に触れないまま、「著作権侵害」とか「同一性保持権侵害」とか非難しているのであって、このような手法は反論を回避するための悪質な手法と言わざるをえない。
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沿革
主な出版物
事典
雑誌
脚注
関連項目
外部リンク