拝殿と神使の石猿(右手前)
猿丸神社(さるまるじんじゃ)は、京都府綴喜郡宇治田原町にある神社。社格は旧無格社。瘤取り(がん封じ)の効験あらたかと喧伝されており、近畿一円から参詣者が訪れる。
創建年代等については不詳であるが、正保2年(1645年)に社殿が再建されたと伝えられる。「奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の 声聞く時ぞ秋は悲しき」[1]の歌で 有名な猿丸大夫(さるまるだゆう)は古来、歌道の神として崇められ、その徳を慕う多くの文人墨客がこの地を訪ね崇敬した。近世に入り、瘤取りの神、癌封じの神として信仰されている[2][3]。
井沢元彦が江戸川乱歩賞を受賞した小説、『猿丸幻視行』の舞台であり、この小説を読んで来る人もいる。
稲田浩二;小沢俊夫編 「こぶとり爺じじい」「日本昔話通観」9巻 47頁 同朋舎1998年
関敬吾 「日本昔話大成」 4巻 194頁 岩波文庫
稲田浩二;稲田和子編 「こぶとり爺じい」「日本昔話百選」130-135頁 講談社 1971年
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