『火の航跡』(ひのこうせき)は、1978年5月24日から同年10月25日までフジテレビの『平岩弓枝ドラマシリーズ』枠で放送されていたテレビドラマである。放送時間は毎週水曜 21:00 - 21:54 (日本標準時)。
概要
平岩弓枝ドラマシリーズで初めて、夫の蒸発や殺人事件などサスペンスの要素を取り入れた作品である。この他にも歴史観(有田焼など)や、窯業家などの人間の系譜などをさり気ない形でドラマの中に取り入れながら、本作のメインテーマである『愛のあり方』と[1]、男と女の愛の奇跡を描いて行ったサスペンスロマン調の作品[2]。
本作でも、『女の河』『女の家庭』に続き、海外ロケ(メキシコロケ)を行っている[3]。
キャスト
スタッフ
放送リスト
話数 |
放送日 |
サブタイトル |
演出
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1 |
1978年 5月24日 |
(※サブタイトル無し) |
大野木直之
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2 |
5月31日
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3 |
6月7日 |
澤井謙爾
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4 |
6月14日 |
諏佐正明
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5 |
6月21日
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6 |
6月28日 |
澤井謙爾
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7 |
7月5日 |
何処へ
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8 |
7月12日 |
離婚届 |
諏佐正明
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9 |
7月19日 |
形ばかりの法事
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10 |
7月26日 |
消えた壺 |
澤井謙爾
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11 |
8月2日 |
ヘラクルスの謎
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12 |
8月9日 |
千津という娘
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13 |
8月16日 |
軽井沢殺人事件 |
諏佐正明
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14 |
8月23日 |
崩れないアリバイ |
澤井謙爾
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15 |
8月30日 |
糸が切れた
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16 |
9月6日 |
病院殺人事件 |
諏佐正明
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17 |
9月13日 |
再びメキシコへ
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18 |
9月20日 |
ティオティワカンへ |
澤井謙爾
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19 |
9月27日 |
死者の道 |
諏佐正明
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20 |
10月4日 |
地の果てへ |
澤井謙爾
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21 |
10月11日 |
近づいた機影
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22 |
10月18日 |
別れのとき
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23 |
10月25日 |
明日ある限り |
諏佐正明
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脚注
- ^ 京都新聞 1978年5月24日テレビ欄での本作の紹介記事より。
- ^ 毎日新聞 1978年5月24日テレビ欄での本作の紹介記事より。
- ^ 週刊テレビ番組(東京ポスト)1978年5月26日号 p.40
- ^ a b c d e f g “火の航跡”. テレビドラマデータベース. 2019年2月21日閲覧。
外部リンク