渡邊 国佳(わたなべ くによし、1967年〈昭和42年〉2月11日[1] - )は、日本の警察官僚。
静岡県三島市出身[2]。静岡県立韮山高等学校を経て[2]、1990年(平成2年)、東京大学教養学部を卒業[3]。同年、警察庁に入庁[3]。
入庁後、警視庁第一方面本部長[6]、警察庁刑事局捜査第二課長[6]、滋賀県警察本部長[7]、警察庁警備局警備企画課長[8]、警察庁長官官房人事課長[9]、警視庁刑事部長[10]、警察庁刑事局組織犯罪対策部長[11]などを歴任。
2022年(令和4年)8月5日、警察庁長官官房総括審議官に就任[5]。
2023年(令和5年)1月16日、警察庁刑事局長に就任[3]。刑事局長就任後、全国で相次いだルフィ広域強盗事件を受けて、14都府県警察の刑事部長ら幹部を集めた捜査会議を開き[12][13]、首謀者らの検挙や事案の全貌解明、幅広い情報共有と迅速な捜査の推進を指示した[13][14]。2024年8月27日、辞職[4]。