渡島福島駅(おしまふくしまえき)は、北海道松前郡福島町字福島にかつて設置されていた、北海道旅客鉄道(JR北海道)松前線の駅(廃駅)である。電報略号はフク。事務管理コードは▲141505[2]。
1980年(昭和55年)まで運行されていた、急行「松前」の停車駅だった。
歴史
年表
駅名の由来
当駅が所在する地名に、旧国名の「渡島」を付する。
駅構造
廃止時点で、島式ホーム片面使用の1面1線を有する地上駅であった。使われなくなった駅舎側の1線は、交換設備運用廃止後も転轍機が撤去された状態で側線として残っていた。ホームは、線路の南側(松前方面に向かって左手側)に存在した。かつては島式ホーム1面2線を有する、列車交換可能な職員配置駅であった。
業務委託駅となっていた。駅舎はホームの南側に位置し、構内踏切で連絡した[4]。古い木造駅舎で、屋根は津軽海峡からの海風により錆だらけであったという[4]。
利用状況
- 1981年度(昭和56年度)の1日乗降客数は392人[4]。
駅周辺
跡地
2010年(平成22年)時点では、町役場が建築されている[5]。鉄道関連施設は何も残っていない[6]。
2024年(令和6年)時点では、町役場の入口に、「渡島福島駅跡」と書かれた看板があった。
隣の駅
- 北海道旅客鉄道(JR北海道)
- 松前線
- 千軒駅 - 渡島福島駅 - 白符駅
脚注
注釈
出典
関連項目
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