混合栄養生物(こんごうえいようせいぶつ、mixotroph)とは、栄養的分類の1つであり、異なる炭素源やエネルギー源を組み合わせて利用できる生物のことである。利用形態としては光合成と化学合成、無機と有機、独立栄養と従属栄養、あるいはそれらの組み合わせが可能である。混合栄養は真核生物と原核生物のいずれにも見られる[1]。混合栄養生物は異なる環境条件に適応できるという利点を持つ[2]。
栄養性が固定されている場合、その栄養源は成長と代謝維持のために常に必要となる。しかし幾つかの栄養性を任意に選択できる場合、ある栄養源を補足的に使用することができる[1]。