涼平(りょうへい、本名:仙洞田涼平[2]、1983年3月27日 - )は、ヴィジュアル系ロックギタリスト、作曲家、作詞家、音楽プロデューサー。慶應義塾大学理工学部情報工学科卒業。愛称はぺこ、りょぺこ、涼ぺこ、ぺこたす、など。
経歴
大学入学後、雛罠を結成しバンド活動を始める。その後、自身をヴォーカルに据えてセッションバンド暴君会議を結成するが後に活動休止。セッションバンド奇人譚(奇人譚のメンバーには現・アリス九號.の将も在籍していた)、エッチと経て彩冷えるを結成し、リーダー兼メイン・コンポーザーとして活動するが、方向性の違いなどを理由として2006年8月30日のライヴをもって脱退した。
彩冷える脱退後、インザーギらとともにメガマソを結成し、2017年11月23日のライヴをもって解散するまで約11年間活動した。
現在は2016年2月25日にthe telephonesの松本誠治らと共に結成したMigimimi sleep tight[3]で活動しており、過去には彩冷えるの葵と組んだユニット葵&涼平 incl.アヤビエメガマソで活動していたほか、後進バンドのワタシメスラッグ(2009年4月4日解散)のプロデュースと楽曲提供も行っていた。
人物
- 幼少の頃からクラシック音楽に親しんできており、自身が作った楽曲の中にはクラシック音楽を引用したものも存在する(雛罠の『魚さん』(ショパンの「別れの曲」)や彩冷えるの『ビッツ-圧縮-ロール』(J.S. バッハの「2つのヴァイオリンのための協奏曲」)など)。また、歌詞も多くを自ら手がけている。
- 趣味は女装。また、ステージでの衣装やメイクは女形(ただし、Migimimi sleep tightでの活動以降は女形ではなくなっている)であり、ヴィジュアル面においてIZAMの影響があったことを公言する数少ない現役ミュージシャンである(ただし、音楽面への影響はそれほどでもないとのこと)。
- その他、影響を受けたバンドとしてDAS:VASSERを挙げており、ヴィジュアル系を学び始めた時に最初に買ったCDがDAS:VASSERのCDだったといい、「僕その後にいろんなバンドを聴いたんです。だけど、ファーストインパクトはDAS:VASSERなんです全部」とインタビューで答えている[4]。
- 特技はピアノであるが、なぜギタリストになったかというと「キーボードはカッコいいと思えないから、ギターを持って弾いてる自分が好きだから」。
- 自身のブログでは、一日に多くの更新をしている。また、記事と一緒に画像を載せることがほとんどである。
- 大学在学中はプログラミングを専攻していた。バンド活動と並行して学業を行っていたために標準的な修業年限である4年での卒業はできなかったものの、2008年3月に、ブログにて卒業した旨を公表した[2]。
略歴
ディスコグラフィー
楽曲提供
- キルンベルガー第一法 (作詞:総史 / 作曲:涼平)
- 浮き世の夢 (作詞:Vomos / 作曲:涼平)
- MUSIC (作詞:葵 / 作曲:涼平[5])
コラボレーション作品
- 密室落下寓話 (2012年3月13日)
- デスおはぎ&涼平(メガマソ)名義で発表。
- 2012年3月13日発売の「GekkayoインターネットミュージックVol.2」連動企画。ボカロPであるデスおはぎ(松任谷P)とコラボレーションして作られたものであり、雑誌発売同日にニコニコ動画上に動画がアップされた[7]。
メディア
イベント
バラエティ番組
インターネット配信
舞台
脚注
出典
- 東京FM出版刊「ROCK AND READ 012」
外部リンク