浜野 征哉(はまの ゆきや、1972年9月28日 - )は、神奈川県出身の元サッカー選手、サッカー指導者。選手時代のポジションはゴールキーパー(GK)。桐光学園卒。パリオリンピックを目指すU-21日本代表GKコーチ。
来歴
学生時代は桐光学園高校サッカー部第11期生として活躍した。当時、自分でメニューを考え練習した経験がコーチとして役に立っていると語る[1]。
1991年に入団テストを経て[1]ヤマハ発動機サッカー部(現ジュビロ磐田)に入団するも、負傷を頻発させ手術を繰り返したこともあって[1]出場機会には恵まれなかった。
1996年、全国地域リーグ決勝大会出場を控えたフランツ・ファン・バルコム監督率いるアルビレオ新潟FCへ移籍。翌年からは背番号1を付けてプレーし、小柄ながらガッツ溢れるプレーで[2]古俣健次や杉山学と並び新潟の中心選手として活躍。クラブとして北信越リーグ2連覇、個人としてリーグMVPに輝く[2]。また、冬に行われた2度目の全国地域リーグ決勝大会では1年前の予選リーグPK敗退を経験した事も有り、試合中腕を骨折しながらもピッチ外からチームメイトらを鼓舞し続け、JFL昇格に貢献。1998年限りで新潟を退団。
1999年に本田技研工業サッカー部に移籍し同年現役を引退。2001年まで同チームでGKコーチを務めた。この間にイングランド・アーセナルFCを訪れ、ボブ・ウィルソンGKコーチの指導法に大きな影響を受けた。
2002年にFC東京に加入[3]。熱意のこもった指導でGK陣と堅い信頼を築き[4]土肥洋一、権田修一を[5]日本代表へ輩出した。2011年からはFC東京U-15深川・U-15むさしのGKコーチを務めた。同年JFA公認A級コーチジェネラル養成講習会を受講し[6]、翌2012年にライセンス取得[7]。
2011年より日本サッカー協会の下でのGKコーチを兼務し、2013年からは専属となった[5]。2014年、JFA公認ゴールキーパーA級コーチライセンス取得[8]。同年11月、リカルドの代役として[9]日本代表GKコーチに就いた。2018 FIFAワールドカップ(ロシア)で日本代表GKコーチを務め、チームのベスト16に貢献した。
2019年より浦和レッズのGKコーチに就任し、2021年シーズン終了まで務めた後、2022年より再び日本サッカー協会のコーチに復帰、U-21日本代表のゴールキーパーコーチに就任した[10]。
2025年より、FC町田ゼルビアのGKコーチに就任[11]。
所属クラブ
個人成績
個人タイトル
指導歴
脚注
出典
関連項目
外部リンク