泡の巻橋(あわのまきはし)は、福島県喜多方市にある阿賀川に架かる福島県道61号塩川山都線(福島県道336号熱塩加納会津坂下線重用)の道路橋である。
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喜多方市南部を流れる阿賀川に架かり、北詰は慶徳町山科字小田高原、南詰は慶徳町山科字巻に位置し、橋の南側に熱塩加納会津坂下線が分岐する交差点がある。橋は車道2車線で供用されており、片側に歩道が設置されている。当橋梁が位置する箇所は3 kmに渡り瓶口状に蛇行する阿賀川の間に挟まれた陸地であったものを、全長160 mにショートカットするために1921年(大正10年)より工事が行われ1933年(大正10年)に開通した泡の巻捷水路による新河道である。
現橋梁は老朽化と幅員狭小ののため大型車のすれ違いが困難であり、折からの建設省北陸地方建設局の阿賀川河川改修事業に合わせて架替を企画し、国河川事業との合併施工方式により架替えられたものである[1]。