泉 德治(いずみ とくじ、1939年[1] - )は、日本の弁護士(TMI総合法律事務所顧問)。福井県朝日町(現:越前町)[2]出身。2002年11月6日から2009年1月24日まで、裁判官から最高裁判所判事となる。退官後は弁護士となる。2010年秋の叙勲で旭日大綬章受章[2]。
略歴
判決
補足意見を含め個別意見を36件書いており、そのうち反対意見は25件ある[4]。
多数意見
反対意見
- 東京都管理職選考試験事件(2005年1月26日大法廷判決)
- 在外日本人選挙権訴訟(2005年9月14日大法廷判決)で国家賠償請求を認めることに反対
- 藤沢郵便局失職撤回訴訟(2007年12月13日第一小法廷判決)で原告の失職を認めることに反対
- 2005年9月11日において行われた衆議院総選挙の小選挙区の区割規定は憲法14条1項等に反する
- 衆議院議員小選挙区選出議員選挙について候補者届出政党所属候補者と無所属候補者に対する選挙運動の差異を設けることは憲法14条1項等に反する
主張
- 「婚姻で姓の変更を強制するのは、自分らしく生きるという人格権の否定につながる」と指摘し、選択的夫婦別姓制度導入に賛同する[5]。
- 2013年6月の東京都議選は一票の価値が不平等だったとして違法、違憲として、東京都選挙管理委員会に対し、居住地の練馬区選挙区の選挙無効を求める訴えを東京高裁に起こした[6]。
脚注
出典
外部リンク