江島 啓一 (えじま けいいち、1981年 7月8日 - )は、日本 のドラマー 、DJ 、作曲家 、編曲家 。ロックバンド ・サカナクション のドラマー 。北海道 札幌市 出身[ 1] 。
来歴
中学生の頃にギターを始め、当時はHelloween などの楽曲をコピーしていた[ SOL 1] 。その後バンドを組むにあたりメンバーの中にドラムを演奏できる人が居なかったためドラムを始めたところ、その面白さに気づきドラマーとして活動するようになった[ SOL 1] 。
2004年ごろまでは、サカナクションの山口一郎と岩寺基晴が所属していたバンド「ダッチマン」のライブにファンとして訪れていた。その後、ダッチマンが実質解散状態となってから、一人で活動していた山口の制作に協力するようになった[ SOL 2] 。この時期に制作された楽曲が高く評価され、山口がもう一度岩寺とライブ活動を始めるにあたり、サポートメンバーとして合流した。
その後、二人に戻った「ダッチマン」は「サカナクション」に改名されたが、この時の正式なメンバーは山口と岩寺のみで、あくまでサポートメンバーであった。2006年春にサカナクションはあらたなサポートベーシストとして草刈愛美を迎え、現在と同じ5人のメンバーで活動を始めた。その後、ビクター傘下のレーベルBabeStar Label からメジャーデビューの打診があり、ファーストアルバム『GO TO THE FUTURE 』の本格的な制作が始まるにあたり、江島は岡崎・草刈とともにサカナクションの正式なメンバーとして加入するに至った。
2013年からはサカナクションとしての活動だけでなく、他のアーティストの制作に携わる機会が徐々に増えていった。plenty のアルバムにドラマーとして参加した[ 4] [ 5] のを皮切りにDAOKO の楽曲制作にに編曲として携わった[ 6] [ 7] 他、映画・舞台・CMで使用される楽曲の作曲も手がけている。
2016年にはパレ・ド・トーキョー で開催されたANREALAGE の2017年春夏コレクション「SILENCE」に山口と共にサウンドディレクションで参加した[ SOL 3] [ SOL 4] 。2015年にバンドが主宰するイベント「NF」への出演をきっかけにDJとして単独で活動する機会が増え、2020年には自らNIGHT CLUBというイベントを主催した[ 8] 。
2024年2月29日から3月1日にかけて世武裕子によるブルーノート 東京での公演にゲスト出演した[ 9] 。
参加作品
発売・公開日
作品名
協同アーティスト・企画
役割
出典
2013年5月29日
this
plenty
ドラム
[ 4]
2014年1月29日
これから/先生のススメ/good bye
plenty
ドラム
[ 5]
2017年8月16日
Cinderella step
DAOKO
編曲
[ 6]
2017年12月20日
歌舞伎町の女王
DAOKO
編曲
[ 7]
2020年5月27日
Capitalism
世武裕子
ドラム
[ 10]
2021年2月22日
GU×MIHARAYASUHIRO コラボレーション動画
GU ・ミハラヤスヒロ
楽曲制作
[ 11]
2021年10月28日
哀歌
水野良樹
楽曲制作
[ 12]
2023年4月29日
FIBAバスケットボール・ワールドカップ 2023 テレビ朝日PR映像
テレビ朝日
楽曲制作
[ 13]
2023年6月2日
オーシャントーキョーCM
オーシャントーキョー
楽曲制作
[ 14]
ライブ・イベント
SNSで告知される小規模なDJイベントについての記載は省略するものとする。
また、サカナクションのメンバー全員で出演したワンマンライブやイベントについては「サカナクション#ライブ 」等を参照されたい。
開催日
会場
公演タイトル
配信・備考・出典
2019年8月19日
代官山UNIT
世武裕子presents united #1
世武裕子主催のライブイベントに草刈と共に出演した[ 15]
2020年2月15日
LIQUIDROOM KATA
NIGHT CLUB
江島主宰のイベント[ 16]
2021年11月27日
渋谷PARCO ComMune
TECHNIQUE Instore DJ Special Edition -Shibuya PARCO 1st Anniversary Version-
[ 17]
2022年9月3日
福山市中央公園
ONE PARK FESTIVAL 2022
岡崎と共にDJとして出演した[ 18]
2023年6月2日
東京都台東区ホテル
北青鵬 新十両・新入幕昇進パーティー
江島の演奏に合わせて北青鵬が「新宝島」を歌唱した[ 19]
2023年6月13日
LIQUIDROOM Time Out Cafe & Diner
tamanaramen oneman live after party -pikam BD bash-
[ 20]
2023年9月22日
LIQUIDROOM Time Out Cafe & Diner
disco HOUSE
[ 21]
2023年10月22日
福岡市役所西側ふれあい広場
The Creators 2023
[ 22]
2023年12月31日
LIQUIDROOM
liquidroom presents NEW YEAR PARTY 2024
[ 23]
2024年2月29日
ブルーノート東京
世武裕子 BLUE NOTE PLACE公演
[ 9]
2024年3月1日
2024年5月5日
LIQUIDROOM Time Out Cafe & Diner
Time Out Cafe 15th Anniversary minimal disco house
[ 24]
脚注
出典
TOKYO FM『SCHOOL OF LOCK!』の放送後記
参考文献
書籍
外部リンク
山口一郎 (ボーカル・ギター)
岩寺基晴 (ギター)
草刈愛美 (ベース)
岡崎英美 (キーボード)
江島啓一 (ドラム) シングル
アルバム
オリジナル EP ライブ リミックス コンピレーション サウンドトラック コンセプト ベスト
映像作品
ライブ(フィジカル) ライブ(配信限定)
ネイティブダンサー/セントレイ/アドベンチャー(SAKANAQUARIUM 2009"シンシロ"FINAL @ PANNY LANE 24)
表参道26時/YES NO/アンダー/シーラカンスと僕/壁/目が明く藍色/潮 (from SAKANAQUARIUM2010 "kikUUiki" -5.15新木場STUDIO COAST-)
夜の踊り子"ZEPP ALIVE ALONE"
MV
SAKANARCHIVE 2007-2011〜サカナクション ミュージックビデオ集〜
ボックス・セット
楽曲 コンサート
ワンマンライブ
2000年代
2007年
1.「GO TO THE FUTURE」 レコ発ツアー
2.「GO TO THE FUTURE」 レコ発ワンマンライブ
3.サカナクションLIVE in Okinawa 2007
2008年
4.TOUR 2008「NIGHT FISHING IS GOOD」
5.SEN(千)LIVE
6.REI(零)LIVE
2009年
7.SAKANAQUARIUM2009 "シンシロ"
2010年代
2010年
8.SAKANAQUARIUM2010 "kikUUiki"
9.SAKANAQUARIUM 21.1(B)
2011年
10.SAKANAQUARIUM2011 "ZEPP ALIVE"
11.SAKANAQUARIUM 2011 DocumentaLy
2012年 2013年 2014年
15.SAKANAQUARIUM2014 "SAKANATRIBE"
2015年 - 2016年
16.SAKANAQUARIUM2015-2016 "NF Records launch tour"
2017年
17.SAKANAQUARIUM2017 "多分、風。"
18.SAKANAQUARIUM2017 高崎アリーナオープン記念ライブ
19.SAKANAQUARIUM2017 10th ANNIVERSARY 『2007.05.09』 TOUR
20.サカナクション デビュー10周年記念イベント 2007.05.09 - 2017.05.09
21.SAKANAQUARIUM2017 10th ANNIVERSARY Arena Session 6.1ch Sound Around
2018年
22.SAKANAQUARIUM2018 "魚図鑑ゼミナール"
23.SAKANAQUARIUM2018 "魚図鑑ゼミナール" VISUAL LIVE SESSION
2018年 - 2019年
24.SAKANAQUARIUM2018-2019 "魚図鑑ゼミナール"
2019年
2020年代
2020年 2021年 2021年 - 2022年 2022年 2024年
配信ライブ
その他イベント
カテゴリ
書籍
SAKANA ENSEMBLE 2007-2009(バンドスコア)
SAKANA ENSEMBLE 2010-2011(バンドスコア)
関連項目
カテゴリ