水野 仁輔(みずの じんすけ、1974年 - )は、料理研究家、ライター、飲食店アドバイザー。カレーのレシピ集やカレー店ガイドなどを多数著す。出張料理ユニット「東京カリ〜番長」では調理主任をつとめていた。影響力の強いカレー伝道師のひとりである。
1974年、静岡県浜松市に生まれる。静岡県立浜松北高等学校を経て[1]、1998年に明治大学商学部を卒業[2][3]。明治大学進学をきっかけに上京し、明大前に11年間住む。大学時代は写真に熱中していた。
上京したのちも、それまで好きだった浜松市の「ボンベイ」(カレー店「デリー」の流れをくむ店)の味が忘れられず、似た味のカレー店はないかと食べ歩いた。これがカレーに詳しくなるきっかけになったという。インド料理店でのアルバイトも経験した。
その後、広告代理店のアサツーディ・ケイ(現ADKホールディングス)に入社。社会人1年生の1999年、知り合いを30人ほど集めて公園でカレーを食べるというイベントを行い、成功をおさめた。これに味をしめ、その後毎月、東京23区を転々とするカレーイベントを行った。これが東京カリ〜番長結成につながった。オリジナルメンバー4人が揃ったのはイベントを始めてから1年半後である。おなじく2年後に東京23区制覇を達成。グループはメンバーを増やしつつ(現在7人)、全国47都道府県制覇をめざして活動を継続している。
2007年3月、東京タワー内に開店した「東京カレーラボ」にブレーンとして参加。
2016年10月、ほぼ日刊イトイ新聞と共に「カレーの学校」を開校。