武田 砂鉄(たけだ さてつ、1982年10月29日 - )は、日本のフリーライター、ラジオパーソナリティー。元編集者[3]。東京都東大和市出身[4][5][6]。身長185cm[7]。著作『紋切型社会』で第25回Bunkamuraドゥマゴ文学賞などを受賞[2]。
来歴
明治学院中学校・明治学院東村山高等学校、成城大学卒業[8]。祖父は新聞記者で、幼い頃から実家には本が沢山あった[9]。高校の頃からハードロックやヘヴィメタルに入れ込む[1]。特に音楽評論家である伊藤政則の文章からの影響を度々語っている。19歳の時に音楽誌『beatleg magazine』編集部へ、ルーズリーフに書いた文章を持ち込み、掲載されたのがライターとしての初仕事であった[1]。以後、同誌でコラムの連載を開始。この連載は、出版社に勤める間も会社には秘密で続けられた。
大学卒業後[2]、2005年から2014年8月まで河出書房新社で時事問題やノンフィクション書籍の編集者として勤務し、退職後フリーライターとなる[3][2][1]。『beatleg』、『TRASH-UP!!』、『STRANGE DAYS』、『SPA!』、『ヘドバン』cakes、CINRA.NET、Yahoo!ニュース、ハフィントン・ポストなど雑誌やウェブニュース系の連載を多数持つ[2][10]。
2015年4月、初の著作『紋切型社会』を上梓。同年9月藤原新也の選考により、同書で第25回Bunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞[2]。2016年3月には第9回(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞を受賞した[11]。2021年12月には自身も『アシタノカレッジ」でパーソナリティーをしている、TBSラジオの『開局70周年記念 TBSラジオ公式読本』の責任編集を務める。
人物
- サインの横には毎回ウサギのイラストを添えており、このウサギは学生時代から年賀状などにも描いていた。2022年7月に発売された『べつに怒ってない』では、武田の描いたウサギがカバーにも使用されている。
著書
単著
編集
共著・寄稿
雑誌連載
ウェブ連載
- ワダアキ考 〜テレビの中のわだかまり〜(2014年3月 - 2022年7月、コンテンツ配信サイト『cakes』)
出演
ラジオ
現在
ほか「金曜開店 砂鉄堂書店」など、出演ラジオ番組関係のPodcast多数。
過去
- 荻上チキ・Session22/荻上チキ・Session(随時、荻上チキの代理パーソナリティーほか)
- クロノス(2018年8月27日、28日、TOKYO-FM) - サブMC
- ACTION(2019年4月5日 - 2020年9月25日、TBSラジオ) - 金曜パーソナリティー
- 「新時代のコトバ会議」(TBSラジオ、2021年1月1日)
- JRN・TBSラジオ報道特別番組「総選挙開票スペシャル2021」(TBSラジオ、2021年10月31日)
- TBSラジオ開局70周年 特別番組 「大感謝祭」第3部(TBSラジオ、2021年12月24日)
- アフター6ジャンクション 〈読書〉についてアレコレ語らう雑談企画『ブック・ライフ・トーク』(TBSラジオ、2022年5月3日)
- JRN・TBSラジオ報道特別番組「開票ライブ!参院選2022」(TBSラジオ、2022年7月10日)
- ジェーン・スー 生活は踊る(TBSラジオ、2021年9月1日、2022年5月4日、2022年10月31日、2024年1月10日) - 代理パーソナリティー(ジェーン・スーが休みを取得したことによる)
- ROCK ENTERTAINMENT 高見沢俊彦のロックばん(TBSラジオ、2023年1月8日 - 1月15日)- 高見沢俊彦とロック談義
- 3・11 報道特別番組「伝える〜東日本大震災から12年」(TBSラジオ、2023年3月11日)[12]
- たまむすび『週刊にっぽんの空気』(TBSラジオ、2022年6月27日 - 2023年3月27日)小田嶋隆さん追悼企画、以降随時出演
- アシタノカレッジ(2020年10月2日 - 2023年3月31日、TBSラジオ) - 金曜パーソナリティー
テレビ番組
ウェブ番組
受賞歴
脚注
注釈
- ^ ネット連載『ワダアキ考 〜テレビの中のわだかまり〜』が「cakes」サービス終了に伴ってネット連載終了、そのまま『週刊朝日』の「今週のわだかまり」として連載開始。さらに『週刊朝日』休刊に伴い、『AERA』に移動して連載継続。
出典
外部リンク