橋本 昌和(はしもと まさかず、1975年[1] - )は、日本の男性アニメーション演出家、アニメーション監督。広島県出身[1]。
『トムとジェリー』やチャールズ・チャップリン監督作品などが好きでアニメーション業界を志し、東映アニメーション研究所に入学。卒業後はProduction I.Gに入社し、制作進行を務める。ビィートレインに移籍後、『砂漠の海賊!キャプテンクッパ』の第8話「正義なしだべ!」で脚本・演出としてデビューし、2002年にフリーランスとなる[1]。『レイトン教授と永遠の歌姫』で初監督を経験。『TARI TARI』では監督の他シリーズ構成・脚本・挿入歌作詞など多方面で活躍する。
2013年からはシンエイ動画制作の『クレヨンしんちゃん』の劇場版シリーズの監督を1年おきに任されるようになり、二回目に監督した2015年公開の『クレヨンしんちゃん オラの引越し物語 サボテン大襲撃』では1993年公開の『アクション仮面VSハイグレ魔王』の興行収入22.2億を上回り、シリーズ最高記録を更新した[2]。
同じくアニメーション監督・演出家である増井壮一と仕事を共にする事が多いが、本人曰く「偶然」とのこと[3]。