極雀(ごくじゃん)とは、2016年7月25日より開始されたフジテレビONEで放送されている麻雀バラエティ番組である。
正式タイトルは「麻雀最極決定戦! サバイバルバトル極雀」。
概要
アリアリ・トビあり・割れ目ありのインフレ色の強いルールで展開される『THEわれめDEポン』に対し、トビなし(箱下罰符あり)・割れ目なし・50分打ち切り・長考罰符ありのスピード感を重視した独自ルールを採用する麻雀番組。プロ雀士が参戦する点も、芸能人の参加が基本の『THEわれめDEポン』とは異なっている。最高位戦日本プロ麻雀協会(最高位戦)が制作に協力しているが、参戦するプロ雀士は最高位戦所属の雀士とは限らない。
近年では『極雀』と『THEわれめDEポン』のコラボレーション企画『THE極雀DEポン』も放送されている。
ルール
出典:[1]
- 1ゲーム50分の東風戦で行われる。50分経過時点で行っている局を最終局とし、流局・連荘を問わず終了とする。
- 南入はなく、場風は常に東に固定される(表示も東一局→・・・東四局→東五局→・・・となる)。
- ドラは1枚めくり、なお五萬・五索・五筒に各1枚ずつ赤牌が入れる。
- 割れ目・トビなし。
- 大きな特徴として長考罰則がある。手牌をツモって(牌に触って)から10秒経過で警告音。さらに5秒経過時点で打牌していない場合は場に1000点の罰符を供託する。上記の制限時間とこのルールにより闘牌のスピード感と時間のプレッシャーによる思わぬ一打によるエキサイティングな展開に寄与している
- ゲーム終了時点の得点(オカ・ウマを考慮しない)により順位に応じて星(☆)が与えられる(1位:☆×3、2位 ☆×2、3位:☆×1、4位:なし)
- ゲーム終了時点で箱下終了の場合は、それぞれ1位に☆を2つ渡す
- 4位のみが箱下終了の場合は1位:☆×5、4位:☆×マイナス2
- 3位・4位が箱下終了の場合は1位:☆×7、3位:☆×マイナス1、4位:☆×マイナス2
- 1シーズンで合計8ゲーム行い、合計の☆の数が一番多かった者が優勝『極雀位』の称号が与えられる(過去優勝者は次回以降登場時に『第○○(シーズン)期極雀位』のタイトルが表示される)
- ☆の数が同点の場合トップ獲得数が多い方が上位。トップ回数が同じ場合は、2位の回数が多い方が上位となる。それでも同点の場合は同時優勝。
- 7ゲーム終了時点で☆の数が逆転できない場合は「コールドゲーム」が成立し、第8ゲームは☆に無関係のエキシビションゲームになる。
- 途中流局、流し満貫、数え役満、責任払い、オープンリーチ、フリテンオープンリーチ、ダブロン、トリロンあり
- 持ち点は25000点。本場は1500点、ノーテン罰符は場に3000点
出演者
放送リスト
基本的にゲーム毎に1時間枠の放送枠が設定されており、月曜から木曜の13時台・14時台に放送が行われるのを基本とする。2019年以降は、基本的に初回放送回に限り8ゲームを一挙放送する(放送リストの「†」回)。
スタッフ
脚注
- ^ “麻雀最極決定戦!サバイバルバトル極雀 season41”. フジテレビワンツーネクスト. 2024年3月23日閲覧。
- ^ ただし、野島は、われポンとのコラボスペシャル「極雀DEポン」で、われポンルールでの対局時のみ実況を担当する。
- ^ a b c d コールドゲーム成立。
- ^ 「2022春の極雀カーニバル」と銘打たれ、最極の中の最極を決めるスペシャルバトルとして、過去複数回極雀位に輝いたメンバーが集結した。
関連項目