桑原 幸子(くわはら ゆきこ、1947年12月2日 - 2022年4月21日)は、日本の女優。東京都大田区出身。身長155cm、血液型はA型。
来歴
東映児童研修所に入所後、1960年にテレビドラマ『白馬童子』(NETテレビ)にて子役としてデビュー[1]。その後、1965年に東映と専属契約を結び多くの映画出演を経て、代表作となる『プレイガール』(東京12チャンネル)にレギュラー出演する。
夫は作家の西木正明。1973年に結婚[1]。西木とは1968年頃に『平凡パンチ』(西木が同誌の編集者だった)の取材で知り合った。西木は当時既婚者だったが桑原を口説き、桑原も恋愛感情はなかったものの「既婚者のほうが好きだった」とのこと[2]。
晩年[3]は横浜市港北区綱島東で家業を継ぎ株式会社京浜ラバー社長を務めた。
2022年4月21日、横浜市内の自宅にて心不全のため死去[1]。74歳没。東映児童研修所の後輩で、『プレイガール』でも共演し親交が深かった女優の片山由美子が自らのTwitterで4月21日に桑原が亡くなったことを伝えた[4]。
主な出演作品
テレビドラマ
- 白馬童子(1960年、東映 / NET)
- 特別機動捜査隊(NET / 東映)
- 第159話「大都会の落葉」(1964年)
- 第286話「女と赤電話」(1967年)
- 鉄道公安36号 第124話「女のプラットホーム」(1965年、NET)
- 悪魔くん 第6話「首人形」(1966年、東映 / NET)
- 銭形平次 第32話「三日目の鐘」(1966年、東映 / フジテレビ)
- 有料道路(1967年、東映 / NTV)
- あひるヶ丘77(1968 - 1969年、東映 / フジテレビ)
- プレイガールシリーズ(東映 / 東京12チャンネル)
- プレイガール(1969 - 1973年)- レギュラー・原幸子
- プレイガール 第204話「悪鬼のような女」(1973年) - 生方浩
- プレイガールQ
- 第26話「女の奥の奥の手」(1975年) - 長谷妙子
- 第62話「初笑い! 裸でびっくりお色気合戦」(1976年) - 大島ゆり子
- 時間ですよ 第2シリーズ 第31話(1972年、TBS)- エッコ
- 紫頭巾 第11話「女スリ緋牡丹お島」(1972年、松竹 / 東京12チャンネル) - お島
- 非情のライセンス第1シリーズ 第36話「兇悪な子猫たち」(1973年、東映 / NET)
- 右門捕物帖 第21話「脱走」(1974年、NET / 東映)
映画
オリジナルビデオ
舞台
- 女道中恋参り(2003年)
- アイアイの眼(2003年)
- 沢たまき追悼公演 プレイガール『ING』(2004年)
音楽
アルバム
オムニバスアルバム
その他の活動
- プレイガールオフィス・トークショー「プレイガール伝説」(2000年)
脚注
- ^ a b c "桑原幸子さんが死去、74歳 テレビ東京ドラマ「プレイガール」など出演". Nikkan Sports.com. 日刊スポーツ新聞社. 1 May 2022. 2022年5月1日閲覧。
- ^ 『週刊ポスト』2017年3月10日号、p.204(桑原本人のインタビューを含む、西木撮影によるグラビア記事)
- ^ 2017年頃。
- ^ “https://twitter.com/katayamayumiko/status/1519871046609883136”. Twitter. 2022年6月18日閲覧。