有村 隆広(ありむら たかひろ、1936年10月27日 - )は、ドイツ文学者、翻訳家。九州大学名誉教授である。
経歴・人物
1936年、鹿児島県生まれ。1961年に九州大学文学部独文科を卒業、1964年同大学院修士課程修了。山口大学助手、1966年同大教養部講師、1967年、同大文理学部講師に就任。1969年に九州大学教養部助教授、1986年に同大教授、1988年に同大言語文化部教授を歴任し、2000年に退官した。同大名誉教授となる。
業績・研究
論文
- 「Das Schlossについて--認識者としてのKの限界と超越者としての城の概念-1-」(山口大学文学会志、1965年1月)[1]
- 「言語文化論究」(2000年、九州大学言語文化部)[2]
著書
- 『カフカとその文学 非連続の世界』(郁文堂 1985年)
共編著
- 『カフカと現代日本文学』(八木浩共編 同学社 1985年)
- 『ホフマン・有村新しいドイツ語』(K.-R.Hofmann共著 同学社 1991年)
- 『ラインの旅 文法読本』(Manfred W.Fruhauf共編 郁文堂 1984年)
- 『ドイツ語は、今!』(Klaus R.Hofmann共著 同学社 1997年)
- 『カフカと二十世紀ドイツ文学』(編 同学社 1999年)[3]
- 『新しいドイツ語』(K.R.Hofmann, 高柳英子共著 同学社 2002年)
- 『アポロン独和辞典』(根本道也、恒吉良隆、吉中幸平、成田克史、福元圭太、重竹芳江責任編集執筆 新保弼彬、本田義昭、 鈴木敦典共編集執筆 同学社 1997年)
翻訳
- ロナルト・グロッサルト=マティチェク『オートノミートレーニング 健康、幸福、社会の安定-全ての鍵となる自律性を高めるために』永野純,福元圭太共訳 星和書店 2013
参考
脚注
出典