旧造幣寮鋳造所正面玄関(きゅう ぞうへいりょうちゅうぞうしょ しょうめんげんかん)は、大阪市北区の大川沿いにある、造幣寮(現:造幣局)の金銀貨幣鋳造所の正面玄関を移築保存した建築物。
国指定の重要文化財。隣接する泉布観とともに、現存の近代建築としては、日本で最も古いものの一つ。
沿革
建物
- 玄関部分に青竜山石を使用したトスカナ式の6本の列柱の上に、軒蛇腹をはさんで三角形の切妻屋根(ペディメント)が載っている。桁行2.85m余、梁間15m余。
- 屋根は一重切妻造銅板葺である。
- 正面戸口の両脇には、円形アーチ状の窓がある。
- 明治天皇記念館として整備された当時は、1階部分が講堂、2階部分が陳列室となっていたが、ユースアートギャラリーとしての改装時には1階部分も陳列室となった。
- 日本の近代遺産50に選ばれている[3]。
- 旧桜宮公会堂として、2014年度グッドデザイン賞受賞[4]。
所在地・アクセス
参考文献
- 「建築と社会」第18輯第21號(発行:日本建築協会、1935年12月)
- 「大阪市の文化財」(監修:大阪市教育委員会、発行:大阪市文化財協会、1997年)
脚注
外部リンク
|
---|
第34回 2014年度 | |
---|
第33回 2013年度 | |
---|
第32回 2012年度 | |
---|
第31回 2011年度 | |
---|
第30回 2010年度 | |
---|
個人宅は未掲載 - 30~34回 - 35~39回 - 40~44回 |