斉藤 あきら(さいとう あきら、1934年 - )は、日本の漫画家。東京都江東区亀戸出身。本名の「斉藤明」や、「さいとうあきら」名義で活動したこともある。
略歴
1954年に杉浦茂のアシスタントとして漫画業界に入る。鈴木光明、高野よしてる、手塚治虫、横山光輝のアシスタントを渡り歩き漫画の修行をする。その後はスタッフ3人を抱え「ジャガープロ」を設立して仕事をしていた。
1969年、手塚治虫アシスタントとして同門の古谷三敏の誘いで、赤塚不二夫の「フジオ・プロ」に所属。アシスタント業務をこなしながら、フジオプロの他の所属漫画家と同じく、独立した漫画家としても活動した。フジオプロには十数年間所属しており、80年代には離脱していたとみられる。
最初の漫画の師匠である杉浦茂との師弟関係は、杉浦が亡くなるまで続いており、最晩年の仕事も手伝っている。
人物
- 漫画家としてデビューする以前から赤塚不二夫と文通をしていた。十数年後に偶然に出会って、フジオ・プロに所属することになる。
- はじめは杉浦茂調の絵だったが、劇画ブームの影響を受けた絵柄になる。最終的には赤塚の影響を受けたギャグ漫画風の絵柄になっている。
- 杉浦茂の元を訪れる際は必ず一升瓶と植木を下げていったが、自身はほとんどお酒を飲めない体質だった。
作品リスト
漫画
随筆
脚注
関連項目