恩賜賞(おんししょう、英語: Imperial Prize)は、日本学士院の賞である。
概要
日本学士院は学術上特にすぐれた論文、著書その他の研究業績に対する授賞事業を行っている(日本学士院法第8条1項1号)。日本学士院による賞は、日本の学術賞としては最も権威ある賞である。恩賜賞は日本学士院による賞の中でも特に権威あるもので、本来は日本学士院賞(帝国学士院賞)とは別個の賞であったが、1970年からは毎年9件以内授賞される日本学士院賞の中から特に優れた各部1件乃至2件以内に皇室の下賜金で授賞されるものとなっている。
1911年に帝国学士院により創設された。1947年までは帝国学士院の賞であり、1948年より日本学士院の賞となった。
芸術の分野における 日本芸術院恩賜賞 、技術(発明)の分野における 恩賜発明賞に対し、学術の分野における 日本学士院恩賜賞。
1949年に昭和天皇が授賞式に行幸し、以来、天皇が授賞式に臨席するのが慣例となった。1990年に明仁天皇と美智子皇后が授賞式に行幸啓し、以来、天皇と皇后が授賞式に臨席するのが慣例となった。
名称
英語での名称は「Imperial Prize」[1]である。
歴代受賞者
脚注
関連項目
外部リンク