御器所駅(ごきそえき)は、愛知県名古屋市昭和区御器所通3丁目にある、名古屋市営地下鉄の駅である。鶴舞線と桜通線が乗り入れる。
名古屋市昭和区役所が近隣にあることから、副駅名として昭和区役所が案内板に付与されている。
鶴舞線は相対式2面2線のホーム、桜通線は島式1面2線のホームを持つ地下駅で、桜通線のホームには可動式ホーム柵が設置されている。いずれも有効長は20m車8両編成まで対応している。エレベーターは桜通線ホーム側にのみある。両線とも当駅付近は深い場所を通っているためにホームもかなり深く、桜通線のホームは地上から約22mの位置にある。当駅の場合、丸の内駅においては乗り換えが3分以上かかるのに対して、短時間で乗り換えが可能である。但し当駅の鶴舞線ホームは相対式のため、行き先によって利用する階段・エスカレーター・エレベーターが異なる。
当駅は、桜通線駅務区今池管区駅が管轄している。[3]
コンコースと地上出口については、駅開業当初は現在の東改札口につながるものしかなかったが、桜通線開通時に桜通線の真上にもコンコースと改札口が設けられ、こちらにつながる出口も整備された。したがって桜通線開通までは、鶴舞線他駅と同様の駅構造であったといえよう。
桜通線ホームと鶴舞線八事・赤池・豊田市方面ホームを結ぶ連絡通路には、2017年(平成29年)7月18日より「ローソン名古屋地下鉄御器所駅店」が設置されている[4][5](かつてはミニコンビニ「サークルKミニ名古屋御器所店」があったが、契約満了のため2017年(平成29年)3月2日に閉店した[6])。
※ 乗り換え人員は含まない。
周辺は共同住宅、店舗、事務所ビルが混在する住宅地区[7]である。
※ かつては名鉄神宮前や新瑞橋(環状線経由)・笠寺駅などからのバスも存在したが1994年(平成6年)の桜通線開業後は路線数が減っている。営業所が近くにあるが日中に経由する系統や本数が少ないためバスターミナルは設置されていない。