『幸福』(こうふく)は、1980年7月25日から同年10月17日までTBS系列の「金曜ドラマ」(毎週金曜日22:00 - 22:54)の枠で放送されていた日本のテレビドラマ。
概要・内容
殿村数夫は、大学受験に挫折して以降は日々を何となく無気力気味に過ごし、年の離れた妹の踏子と暮らしつつ、羽田空港の川向かい隣にある野田鉄工所に勤めている。数夫の兄・太一郎はエリート会社員で、数夫とは対照的な存在。ある時、数夫に倉田素子という付き合う女が出来て、そのまま結婚の方向へも行こうとするが、以前に数夫が一度だけ関係を持ったことがあった素子の姉・組子とも再会、組子は太一郎の元恋人でも会った。そこで数夫は恋の選択を迫られることになる。そのような日常、暮らしの中で本当の幸福を探しながら描いていったドラマ[1]。
スタッフ
- 脚本:向田邦子
- 制作ブロデューサー:大山勝美
- プロデューサー:片島謙二
- 演出
- 鴨下信一(第1〜3、5、6、9、10、13各話)
- 浅生憲章(第3、4、7、8、11、12各話)
- 音楽:小川よしあき
- 主題歌:アン・マレー「辛い別れ」
- 撮影技術:梅津義文
- 美術:丸谷時茂、山田守
- 制作:TBS
出演
ほか
視聴率
第1回12.9%、第2回9.2%、第3回6.9%、第4回7.7%、第5回7.0%、第6回6.4%、第7回7.4%、第8回9.0%、第9回7.7%、第10回10.7%、第11回9.1%、第12回8.8%、最終回9.4%[2]。
脚注
- ^ 参考:毎日新聞・朝日新聞・北海道新聞・京都新聞 各縮刷版(それぞれ1980年7月〜1980年10月)、『1980年代全ドラマクロニクル』(TV LIFE(学研パブリッシング)編集部編)
- ^ 「テレビ視聴率季報(関東地区)」ビデオリサーチ
外部リンク