川西駅(かわにしえき)は、山口県岩国市川西二丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)・錦川鉄道の駅。JR西日本の管轄駅である。
JR西日本の岩徳線と、錦川鉄道の錦川清流線の営業上の分岐駅であり、ホーム上に錦川清流線の0キロポストが設置されているが、施設上の分岐点は1.9km先にある森ヶ原信号場である。当駅と森ヶ原信号場の間は、JR西日本と錦川鉄道の両方が第1種鉄道事業者となっている。
錦川清流線は当駅が起点であるが、全列車が岩徳線経由で岩国駅発着である。ただし岩国駅 - 川西駅間はJR線への乗り入れとなり、錦川鉄道の車両で運行される列車であってもJRの運賃が適用される。
歴史
駅構造
単式ホーム1面1線を有する地上駅(停留所)。山の斜面に設置されているため、駅入口から駅舎付き風のホームを見上げる状態であるが、橋上駅ではない。岩国駅管理の無人駅である。
ホーム上に屋根付きの待合施設や近距離のJR普通乗車券のみを扱う自動券売機が設置されている。
利用状況
1日の平均乗車人員は以下の通りである[6]。(JR西日本と錦川鉄道の合算)
乗車人員推移
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年度
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1日平均人数
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1999
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790
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2000
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782
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2001
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723
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2002
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711
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2003
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399
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2004
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687
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2005
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666
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2006
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636
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2007
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604
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2008
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626
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2009
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574
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2010
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414
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2011
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387
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2012
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529
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2013
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505
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2014
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374
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2015
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540
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2016
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535
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2017
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521
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2018
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458
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2019
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478
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2020
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425
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2021
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343
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2022
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436
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駅周辺
駅裏側に山口県立岩国高等学校があり、駅北東側を錦川が流れている。当駅の駅前道路となる山口県道112号線に沿って北上すると、1kmほどで錦帯橋に至る。
隣の駅
- 西日本旅客鉄道(JR西日本)
- ■岩徳線
- 西岩国駅 - 川西駅 - (森ヶ原信号場) - 柱野駅
- 錦川鉄道
- ■錦川清流線(岩国 - 当駅間は岩徳線)
- 西岩国駅 - 川西駅 - (森ヶ原信号場) - 清流新岩国駅
脚注
- ^ 「日本国有鉄道公示第171号」『官報』1960年4月11日。
- ^ 「通報 ●岩徳線川西駅の設置について(営業局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1960年4月11日、4面。
- ^ a b c 山口県立岩国高等学校 記念誌編集委員会 編『岩国高等学校百周年記念誌』山口県立岩国高等学校、1980年。
- ^ 山口県統計年鑑 - 山口県
- ^ “水西書院 - 山口県の文化財”. 山口県の文化財. 2022年7月15日閲覧。
- ^ “岩国運動公園|ミズノ”. ミズノ(MIZUNO). 2022年7月16日閲覧。
参考文献
関連項目
外部リンク