川崎 鷹也(かわさき たかや、1995年5月16日 - )は、日本のシンガーソングライター、俳優。栃木県那須塩原市出身[1]。既婚二児の父。
父がライブバーを経営しており、幼い頃から音楽は身近な存在であった。父は10-FEET、Hi-STANDARD、HAWAIIAN6などパンク・ロックやハードコア・パンクを好んでいたこともあり、店に出演するバンドもそれらのジャンルが多かった。ハードなパンク・ファッションを身につけたミュージシャンたちは怖い存在に映り、音楽の好みも違ったこともあり近寄りがたかったという[1]。2013年、栃木県立黒磯南高等学校3年生の時に文化祭のステージに立ち、同級生[注釈 1][2] のピアノ伴奏でHYの「366日」とサザンオールスターズの「真夏の果実」を歌ったところ大変好評であった。父や4歳年上の兄とは違うジャンルの音楽で身を立てたいと決意。その翌日には両親に東京で音楽の勉強をしたいと意思表明をした。卒業後、上京。2014年4月、ミューズモード音楽院・ボーカル専攻に入学[3]。専門学校へ入学後、ローンで6万円のギターを購入。これが初めて購入したギターであり、これまで一度もギターを弾いたことがなかった。
2016年3月、音楽院を卒業。同年、音楽プロジェクト「Bocco.」に参加[1]。YouTubeを中心に活動し、2017年3月4日に象の鼻テラスにて初のワンマンライブ「Bocco.から ちょっといいうた始まります。vol.1」を開催し、初のシングル『空モヨウ』を発売したが、同年7月3日に解散を発表。ソロ活動をスタート。2018年7月25日、アルバム『I believe in you』をインディーズレーベル・S-Rise Music/Flying Voice Inc.よりリリース(後述「魔法の絨毯」のヒットにより、2021年5月26日に再発盤としてビクターエンタテインメントよりリリース)。2020年8月、TikTok上でアルバム収録曲である「魔法の絨毯」が人気となり同曲を使った動画が3万本以上アップされ、トータルの再生回数は3億回以上(2021年5月現在)[4]、YouTubeの再生回数は9073万回(2023年12月現在)。Spotify「バイラルTop50」で14週に渡って1位を獲得。LINE MUSIC「アルバムトップ100」で1位にランクイン。2021年1月15日、シングル『サクラウサギ』を各種配信サイトでリリース。同年3月28日、品川インターシティホールにて『川崎鷹也 Acoustic LIVE 〜出会いと別れのひとり唄〜』を開催。2021年7月14日、作詞家・松本隆 作詞活動50周年トリビュート・アルバム『風街に連れてって!』に参加。川崎は『君は天然色』をカバー(オリジナル曲:大瀧詠一、作詞:松本隆/作曲:大瀧詠一/プロデュース:亀田誠治)[5]。2021年は松本のアニバーサリーイヤーであることから特集を組んだテレビ番組や取材が多く、川崎も関連で出演する機会が増える。同年11月5日・6日に日本武道館で行われた“松本隆 作詞活動50周年記念 オフィシャル・プロジェクト『 風街オデッセイ2021』”と銘打った記念コンサートの初日に出演した[6]。同年12月15日、初のメジャー・オリジナル・アルバム『カレンダー』をワーナーミュージック・ジャパンよりリリース。
2022年9月14日、カバーEP(Extended Play)シリーズ第一弾『白』をリリース[7]。同年10月31日、栃木県宇都宮市で行われた『全国障害者スポーツ大会(栃木県大会)』閉会式典後のファイナルステージに、同じく栃木県出身の河口恭吾と出演。持ち歌の他にコラボ曲を披露した[8]。2023年6月16日より公開の映画『魔女の香水』に出演、俳優デビュー。また、同作品の主題歌「オレンジ」を書き下ろした[9]。また、同年6月12日よりNHK夜ドラ『褒めるひと褒められるひと』(NHK総合)でテレビドラマデビュー。
ワンマンライブ
パーソナリティ:芦沢ムネト
名古屋公演後、声が出なくなり、4月15日の山口公演は延期となり、7月1日に振替公演を行った。 沖縄公演では、スペシャルゲストとしてHYの仲宗根泉が登場し、2人で366日を歌唱した。
ツアーファイナルとなる神奈川公演では、フジテレビTWOにて生中継された。
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