川中 香緖里(かわなか かおり、1991年8月3日 - )は、日本の女子アーチェリー選手。鳥取県東伯郡琴浦町出身。以西小学校→赤碕中学校→米子南高等学校→近畿大学経営学部卒業[1]、ミキハウス所属。
2012年ロンドンオリンピック日本代表、団体銅メダリスト。2016年リオデジャネイロオリンピック日本代表。
来歴
1991年8月3日、鳥取県東伯郡赤碕町(現・琴浦町)で生まれる。小学校ではバレーボール部、中学校ではソフトテニス部に所属。高校在学中にジュニアナショナルメンバー入り。
2011年10月、テヘランでのアジア選手権で団体優勝。
2012年6月、ロンドンオリンピック最終予選で出場権を獲得。7月29日、ロンドンオリンピック女子団体で早川漣、蟹江美貴とともに3位決定戦のロシア戦に勝利し、オリンピック団体戦日本初の銅メダルを獲得。個人では1回戦敗退。
2014年1月6日、かつて蟹江美貴選手が所属していたミキハウスに入社を発表[2]。
同年9月、韓国・仁川で開催される2014年アジア競技大会では日本選手団旗手を務め[3]、団体戦で銅メダルを獲得。
2016年8月、リオデジャネイロオリンピックに2大会連続出場。女子団体戦では永峰沙織、林勇気とともに2大会連続のメダル獲得を目指すも、準々決勝戦の韓国(後に金メダル獲得)戦で敗退し8位。個人では女子3選手で唯一の勝利を挙げるも2回戦敗退に終わった。
成績
- 2007年10月 - 鳥取県高校新人戦ダブル優勝 [4]。
- 2008年8月 - 全国高校総体(埼玉県)団体5位。
- 2009年
- 3月 - 全国高校選抜大会(静岡県)個人14位。
- 5月 - 世界ユース選手権大会最終選考会、女子ジュニア優勝。ジュニアナショナルメンバー入り。
- 8月 - 全国高校総体(滋賀県)団体優勝。
- 9月 - 新潟国体少年少女団体4位、個人優勝。
- 11月 - つま恋カップ、女子ジュニア優勝。
- 2010年
- 2月 - アジアグランプリ(バンコク)団体7位、個人11位、混合団体3位。
- 9月 - ワールドカップ(上海)団体6位。
- 9月 - 世界学生選手権(深圳)団体3位、個人ベスト16。
- 11月 - アジア競技大会(広州)団体5位。
- 2011年
- 7月 - 世界選手権(トリノ)ロンドン五輪団体枠逃す。
- 8月 - ユニバーシアード(深圳)団体4位、個人6位、混合5位。
- 9月 - ワールドカップ(上海)混合団体準優勝。
- 10月 - プレオリンピック大会(ロンドン)団体3位。
- 10月 - アジア選手権(テヘラン)団体で金メダル。
- 2012年
- 2月 - アジアグランプリ(バンコク)出場。
- 4月 - ワールドカップオグデン大会(オグデン)兼ロンドン五輪日本最終選考会2位で日本代表入り。
- 6月 - ワールドカップオグデン大会兼ロンドン五輪最終予選。個人決勝ラウンド3回戦敗退。団体で3位に入り、オリンピック団体戦および個人戦の出場枠獲得。
- 7月 - ロンドン五輪団体で銅メダル、個人1回戦敗退。
- 2014年
- 2015年
- 5月 - ワールドカップ上海大会の混合で準優勝。
- 8月 - 世界選手権(コペンハーゲン)団体4位、個人ベスト16。
- 2016年
脚注
外部リンク