山田 智彦(やまだ ともひこ、1936年3月23日 - 2001年4月17日)は、日本の小説家。
神奈川県生まれ。1958年、早稲田大学第一文学部独文科卒業。同大学院文学研究科独文科修士課程修了。
東京相互銀行(のち東京相和銀行)に勤務しながら小説を書き、1967年、「犬の生活」で文学界新人賞に佳作入選、デビュー。1971年、初の作品集『結婚生活』を上梓。
芥川賞の候補に5回挙がるが受賞ならず(1968年上半期「予言者」、68年下半期「父の謝肉祭」、71年上半期「実験室」、72年上半期「家を出る」、72年下半期「蟻の塔」)。
1976年、長編『水中庭園』で毎日出版文化賞受賞。
1976年の『重役候補』以来、企業小説を書き、ほかにビジネス書も執筆し、重点がそちらに移る。1986年の『蒙古襲来』以来、歴史小説も書く。作家活動を続けながらも銀行員を続け、1999年に同行が破綻するまで監査役や顧問を歴任した。2001年週刊ポストに日蓮の連載をはじめるが、四週分を書いたが、すい臓がんで逝く。
作家の小林信彦とはともに作家かけだし時代からの親友で、小林は山田のことを「日本最初のモダン・ホラー作家」と評価し、ホラー小説集『蜘蛛の館』を編集、解説を執筆した。
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