山内 日向汰(やまうち ひなた、2001年5月30日 - )は、神奈川県川崎市出身のプロサッカー選手[1]。Jリーグ・川崎フロンターレ所属。ポジションはミッドフィールダー(MF)。
公開されているプロフィールでは愛知県名古屋市生まれであるが、神奈川県川崎市生まれである。3歳時に父の転勤で名古屋へ転居し幼稚園時にサッカーを始める。小学校1年時に横浜市へ転居。2年生時に川崎フロンターレのセレクションを受け、約600人が参加し山内と久保建英を含む3人が合格。以降川崎フロンターレの下部組織に所属するがユースからトップチームへは昇格はできず、桐蔭横浜大学へ進学[1]。大学では2年時からレギュラーを掴み関東大学サッカー1部リーグでアシスト王のタイトルも獲得。1・2年生の選手で出場した第5回全日本大学サッカー新人戦では決勝進出するが専修大学に敗れ準優勝。第36回デンソーカップチャレンジサッカー福島大会ではU-20全日本選抜選出。2022年の3年次には中心選手として活躍し第102回天皇杯全日本サッカー選手権大会の2回戦で北海道コンサドーレ札幌を相手に2アシストを記録、試合は延長戦までもつれ込んだが3-4で敗戦。12月に開催された第71回全日本大学サッカー選手権では同大初の全国優勝を果たす。
2023年2月に川崎フロンターレへの加入内定が発表され、同年5月に特別指定選手認定。4月にはU-23日本代表候補へ初選出され10月に韓国で行われたDENSO CUP SOCCER第22回⼤学⽇韓(韓⽇)定期戦では全日本大学選抜のメンバーとして10番を付け参加し先制点を決めチームとしても22回目の定期戦で初のアウェイ勝利を挙げた。2024シーズンから川崎フロンターレへ加入。2024年2月17日、FUJIFILM SUPER CUP 2024のヴィッセル神戸戦にてプロ初先発出場する[1][2]。同年3月30日、FC東京との多摩川クラシコで、82分から出場しJリーグ初出場。その直後の83分、高井幸大のパスから木本恭生を抜かし、同じく途中交代で出場の桐蔭横浜大学の1年先輩・同じ5月30日が誕生日で親友である山田新のゴールをアシストした(本人曰く、泣いていなかったが、チームメイトからは「嬉しすぎて泣いていた」と言われた。)[3][4][5]。