小沢一郎政治塾(おざわいちろうせいじじゅく)は、2001年(平成13年)、自由党(当時)が各界各層の指導者育成を目的に設立した塾。塾長は小沢一郎。
概要
自由党の機関として設立された。「平成の松下村塾」を標榜し、「政治塾」と称しているが政治家養成のみならず、各界の指導者育成にも力を入れている。2003年からは、民主党との合併により政治塾は党の機関から小沢の私塾として存続している[1]。
民主党の国政選挙候補者に塾卒業生の擁立が相次ぎ、松下政経塾と並ぶ政治家の育成学校となっている。なお松下政経塾は塾生に年240万円以上の支給(2年目以降は別途100万円の支給)を行っているが、政治塾では塾生への現金支給を行っていない。このことにより、小沢塾出身者は、野武士集団・雑草集団とも言われる[1]。
2023年2月、小沢は約22年続けた「小沢一郎政治塾」の活動を休止すると発表した。塾関係者は休止の理由について「事務局体制刷新のため」と説明している[2]。
主な出身者
衆議院議員
- 現職
- 元職
参議院議員
- 元職
地方首長
- 現職
地方議員
- 現職
- 2期生 - 岩隈千尋(川崎市議会議員、立憲民主党)
- 4期生 - 井上航(埼玉県議会議員、元和光市議会議員、無所属)、神山玄太(甲府市議会議員、無所属)、藤崎輝樹(佐賀県議会議員、元大和町議会議員、立憲民主党)、長瀬達也(板橋区議会議員、自由民主党)
- 5期生 - 檜山隆(中野区議会議員、立憲民主党)、栄居学(神奈川県議会議員、立憲民主党)
- 6期生 - 水上美華(札幌市議会議員、元北見市議会議員、立憲民主党)、佐藤知一(神奈川県議会議員、元厚木市議会議員 副議長、無所属)
- 12期生 - 菅野博典(岩手県議会議員、立憲民主党)、小野卓也(北見市議会議員、無所属)
- 13期生 - 内山航(新潟市議会議員、自由民主党)、山本敬晃(八代市議会議員、立憲民主党)、中村仁飛(大村市議会議員、日本維新の会)
- 元職
民間人
関連項目
同様の組織
出典
外部リンク
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所属政党 | |
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主要役職 | |
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秘書・元秘書 | |
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著書 |
単著 |
- 『日本改造計画』
- 『語る』
- 『男の行動美学』
- 『90年代の証言 小沢一郎 政権奪取論』
- 『剛腕維新』
- 『小沢主義(オザワイズム)―志を持て、日本人』
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共著 |
- 『日米関係を読む』(ジェームズ・ファローズ・松永信雄共著)
- 『ジョン万次郎とその時代』(川澄哲夫編)
- 『政権交代のシナリオ―「新しい日本」をつくるために』(菅直人共著)
- 『小沢一郎総理(仮)への50の質問』(おちまさととの対談)
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関連人物 | |
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関連項目 | |
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