|
この項目では、1954年設立の現存する富山銀行(旧富山産業銀行)について説明しています。
- 1882年設立の(初代)富山銀行(後の第四十七銀行)については「第四十七銀行」をご覧ください。
- 1896年設立の(2代目)富山銀行(旧富山橋北銀行)については「富山銀行 (2代目)」をご覧ください。
|
株式会社富山銀行(とやまぎんこう、英文名:The Bank of Toyama, Ltd.)は、富山県高岡市に本店を置く地方銀行。
概要
東証スタンダード上場の第一地方銀行である。小規模ではあるが堅実な経営で知られている。富山県外には石川県金沢市に店舗を構えている。
2014年10月2日、東証2部に上場し[3]、2015年10月28日同1部に指定替えとなった[4]。2022年の市場再編に伴いスタンダード市場上場となった。
2015年11月24日には、県中央部の基幹店と位置付ける小杉支店(射水市)が新築オープンしたほか[5]、2016年上期中には金沢事務所(金沢市)を営業所に昇格させ、[6]また、2017年2月には「金沢営業部」として、県外初の窓口店舗を有するようになった。
沿革
歴代頭取
代
|
氏名
|
期間
|
備考
|
1
|
米田元吉郎
|
1954年2月 - 1972年4月
|
|
2
|
米田寿吉
|
1972年5月 - 1993年5月
|
|
3
|
高柳卓三
|
1993年6月 - 2009年5月
|
日本銀行出身
|
4
|
齊藤栄吉
|
2009年6月 - 2020年5月19日
|
日本銀行出身
|
5
|
中沖雄
|
2019年5月20日 -
|
日本興業銀行出身
|
情報処理システム
かつてはNTTデータのSTAR-ACEを採用していたが、2012年(平成24年)5月から同社のSTELLA CUBEへ移行した[23][24]。
自動機サービス
同行の通帳・キャッシュカードを同行ATM(他行幹事による共同CDは除く)にて入出金した場合は、時間外を含めて完全無料で利用できる(ただし振込の場合は、別途振込手数料が必要である)。また、2012年10月9日からは、金沢信用金庫のATMを利用した場合でも時間外も含めて無料となっている。法人カードが提携先で無料で利用できるのは、ゆうちょ銀行とセブン銀行となっている。
- ゆうちょ提携
- 同行ATMは前述の通り富山県内にしか展開されていないことから、その利便性を図るため、同行のキャッシュカードを全国のゆうちょ銀行ATMでの利用の場合、利用可能な全時間帯(平日8:00 - 21:00と土曜・日曜・休日9:00 - 17:00)に入出金を行った場合も時間外を含めて手数料が徴収されない。
- イオン銀行との提携
- 全国のイオングループに設置のイオン銀行ATMでも出金可能で、平日8:45 - 18:00の間に限り手数料無料で利用できる(逆にイオン銀行のキャッシュカードを富山銀行ATMにて出金した場合も同様な手数料体系で利用できる)。
- セブン銀行との提携
- 2013年1月21日より、全国のセブンイレブン、イトーヨーカドー等に設置してあるセブン銀行のATMを利用できるようになった。利用可能な全時間帯(平日8:00 - 21:00と土曜・日曜・休日9:00 - 17:00)において手数料が徴収されない[25]。
店舗
本店
1964年から2019年まで高岡市守山町の旧高岡共立銀行本店の建物に本店を置いており、「赤レンガの銀行」として市民より親しまれていた。
高岡駅前に総事業費約48億円を投じ建設を進めてきた新本店は、2019年11月25日から営業を開始した。新本店は地上8階建て、延床面積は6422㎡。西側壁面は夜間にLEDでライトアップされる[27]。
新本店の開業を機に窓口営業の終了時間を午後3時から同7時まで延長し、仕事帰りの人からの相談に対応している[27]。また事務系から審査部門までの幅広い部署にフリーアドレス制を新規に導入するなど、職場づくりにも新機軸を打ち出した[19]。
支店
関連会社
脚注
出典
関連項目
外部リンク
ウィキメディア・コモンズには、
富山銀行に関連するカテゴリがあります。