富山ステーションフロントCiC(とやまステーションフロントシック)は、富山県富山市の富山駅南口正面にある複合商業施設である。愛称はCiC。
『CiC』の名称は「City in City」の略で、都市の中にもう一つの都市が誕生するという意味が込められている[1]。
戦後闇市があった富山駅南口正面の須田ビル(通称・闇市ビル)跡地に1992年(平成4年)3月19日にオープンした複合商業施設である[2]。地上6階建て、地下1階建てであるが、富山エクセルホテル東急が入居している建物(地上15階建て)と一体化しており、エレベーター等を共用している[2]。一時テナント減少による経営難に陥り、2002年(平成14年)4月15日に運営管理者の富山駅前開発が経営破綻、民事再生法の適用を受けて再生を進めている[3]。富山市もこれを支援する姿勢を取っており、ワンフロアを借り切る形でとやま市民交流館を設置して市民にサービスを提供している[4]。
2003年、富山駅の高架化に合わせて同駅との間を10年後を目処に空中回廊で繋ぐ計画が立てられていた[5]が、後に断念している。 また、2010年頃までCiC屋上のスピーカーから富山駅周辺の商店などを紹介する公衆街頭放送が流れていた。
現在のテナントなどについては、公式サイトの各階フロア紹介を参照。
地下道は富山駅南北連絡地下通路と接続している[23]。主たる入居テナントは以下の通りである[36]。
インフォメーションセンター、Jリーグカターレ富山のグッズを扱う売店「カターレサポステーション」もこの階にある[36][37]。主たる入居テナントは次の通りである[36]。
主たる入居テナントは以下の通りである[36]。
飲食店エリアと、富山市立図書館分館たるとやま駅南図書館「ぶらり」及びこども図書館により構成される[36]。主たる入居テナントは以下の通りである[36]。
富山県の観光案内所として機能するいきいきKANが入居していた[38][リンク切れ]。主たる入居テナントは以下の通りである[39][36]。前身は1889年(明治22年)創立で1992年(平成4年)1月6日に閉館した『富山県産業奨励館』[40]。