宮本 十蔵(みやもと じゅうぞう、1925年5月10日[1] - 2004年8月14日[2])は、日本の哲学者。岐阜大学名誉教授。
経歴
兵庫県生まれ。1952年東京大学文学部哲学科卒。信州大学人文学部助教授、岐阜大学教養部教授、1999年名誉教授[3]。マルクス・ヘーゲルを研究した。
著書
- 『哲学の理性 ヘーゲル・マルクス研究序説』合同出版 1977
共編著
- 『現代を生きる思想』編著 汐文社 1983
- 『哲学入門 思想の歴史と論理学』将積茂共編 朝倉書店 1985
翻訳
- G.D.H.コール『政治・教育・倫理 新社会理論』藤野渉,玉井茂共訳 誠信書房 1959
- W.デサン『サルトルのマルクス主義』玉井茂共訳 筑摩叢書 1968
- D.マクレラン『マルクス思想の形成 マルクスと青年ヘーゲル派』ミネルヴァ書房 社会科学選書 1971
- ブルーノ・フライ『アナーキズム的ユートピア論 自由と秩序』真下信一共訳 青木書店 1976
- クーノ・フィッシャー『ヘーゲルの精神現象学』玉井茂共訳 勁草書房 1991
- 『ヘーゲル全集 1 改訳小論理学 哲学体系1』真下信一共訳 岩波書店 1996
- 『ヘーゲル全集 13 哲学史 中巻の2』太田直道共訳 岩波書店 2001
論文
脚注
- ^ 『「現代物故者事典」総索引 : 昭和元年~平成23年 2 (学術・文芸・芸術篇)』日外アソシエーツ株式会社、2012年、1069頁。
- ^ 『人物物故大年表』
- ^ 『哲学の理性』著者紹介