宮城自転車競技場(みやぎ じてんしゃきょうぎじょう)は、宮城県仙台市宮城野区宮城野二丁目11-6に所在していた自転車競技場。宮城野原公園総合運動場内に位置していた。
歴史
1952年(昭和27年)の第7回国民体育大会(東北3県国体)の開催のため、同年に開場。国体開催後は競輪場への転用が検討されたが実現できなかった。
しかし、平間誠記を足がかりに阿部道、荒川秀之助、河内剛、菅田順和などの競輪選手が特別競輪制覇など、宮城王国と呼ばれる活躍を果たしたが、彼らは当地が練習地(ホームバンク)であった。閉場まで宮城県を登録地とする選手の多くが当地で練習していた。また、北海道や北東北3県登録の選手も冬季間の練習場として当地で練習していた。
一方、都市公園法では、公園内の運動施設は総面積の50%未満と定められているが、宮城野原公園総合運動場は同法が施行された1956年(昭和31年)以前からこれを上回る約52%となっており、増改築が困難という理由から2001年の新世紀・みやぎ国体のトラックレースの会場は、同県大和町に宮城県自転車競技場を新設することになった[1]。そして1999年の開場後、宮城県内で開催されるトラックレース大会はそちらで行われるようになった。従って日本自転車競技連盟のWebサイトにも、当地の記載はなくなっていた。
周長は400m。
近年はアメリカンフットボールの試合も行われていた。
北隣にある国立病院機構仙台医療センターの建て替えの用地になったため、2014年5月7日をもって廃止。同年5月13日から解体工事が行われ[1]、62年の歴史に幕を閉じた。
出典
- ^ a b “競輪選手ら最後の練習 宮城自転車競技場解体へ”. 河北新報 (河北新報社). (2014年5月8日)
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※=改修工事のため長期本場開催休止中 <再開予定>熊本 – 2024年7月/防府 – 2024年11月/広島 – 2025年4月 |
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廃止 休止 | |
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