奥村 武(おくむら たけし、1976年7月10日 - )は、日本中央競馬会(JRA)・美浦トレーニングセンターの調教師。東京都出身。
中学2年生の時にジャパンカップでのオグリキャップの走りをテレビで観て「競馬って世界と戦えるスポーツなんだ」と思い、翌年アイネスフウジンが勝った日本ダービーを現地で目の当たりにし競馬へ興味を持つようになる[2]。最初は騎手になることを考えるが視力、体格などの条件が厳しかったため、その後は調教師を目指すことになる[3]。
芝浦工業大学工学部を卒業し、ディアレストクラブに就職[4]。2年半ほど牧場で働いたのち2001年10月にJRA競馬学校厩務員課程に入学し、2002年4月から高橋義博厩舎で厩務員を務める[2]。2003年2月から国枝栄厩舎で調教助手になりマツリダゴッホ、マイネルキッツ、アパパネなどを担当した[2][5]。また、同厩舎ではフィードマンを務めており、アパパネは燕麦しか食べてくれなかったという。
2014年に3度目の挑戦でJRA調教師免許試験に合格し、3月に美浦トレセンで厩舎を開業した[2]。松山康久調教師引退に伴って、数頭の管理馬を引き継いでいる。
2017年1月8日中山競馬場で行われたフェアリーステークスをライジングリーズンで勝利し、重賞初制覇[6]。2020年2月29日の中京3Rを勝利し通算100勝を達成した[7]。2024年4月27日にはマイネルケレリウスが勝ち、現役103人目の記録となるJRA通算200勝を達成した[8]。
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