大塚 裕土(おおつか ゆうと、1987年〈昭和62年〉8月23日 - )は、日本のプロバスケットボール選手。北海道名寄市出身。ポジションはシューティングガード。B2・アルティーリ千葉に所属している。
北海道名寄市に生まれ[2]、東海大四高校から東海大学に進学。3ポイントシュートを武器に4年次にAチームに昇格し[3]、同期の古川孝敏、鮫島宗一郎らと共に2009年全日本大学バスケットボール選手権大会4位の成績を残し、全日本総合バスケットボール選手権大会出場を果たした[4]。
卒業後の2010年、JBLのリンク栃木ブレックスと契約を結び、ブレックスの下部組織であるJBL2のTGI D-RISEで2012年までプレーした[5]。この間大塚は2シーズン連続で3ポイント成功率ランキング2位に入った[6][7]。
JBL2シーズン終了後の2012年6月に、bjリーグの宮崎シャイニングサンズにドラフト1巡目指名され、入団[8]。レギュラーシーズン52試合中50試合に出場し、得意の3ポイントシュートは、共にチームトップである試投数341、成功数114本記録。さらにチーム内2位となる出場時間1642分、平均得点12.6点の記録を残した[9]。しかしチームは西地区最下位に沈み、さらに経営難のためこのシーズン限りの休会と2014年のbjリーグ退会を余儀なくされたため[10]、大塚は自由契約扱いとなり[11]、2013年6月に秋田ノーザンハピネッツへ移籍した[12]。
秋田では3シーズンを過ごし、「王子」と称され人気を博した。2016年、日立サンロッカーズ東京・渋谷に移籍[13]したが、1シーズンでSR渋谷を退団。2017年6月28日に富山グラウジーズへ移籍する。富山で2シーズンを過ごした後、川崎ブレイブサンダースに移籍。2021年B3.LEAGUEのアルティーリ千葉へ移籍、参入1年目にしてB2昇格を達成[14]。チーム創設時よりキャプテンとして精神的にも引っ張る。[15]