夢前町(ゆめさきちょう)は、かつて兵庫県の南西部、播磨(中播磨)に存在した町。飾磨郡に属した。姫路市への通勤率は39.9%(平成17年国勢調査より)。
2006年3月27日、姫路市に編入合併し、姫路市夢前町となった。
概要
夢前町中心部
前之庄で撮影
姫路市の北側にある街であり、全国で唯一「夢」が付く市町村であったことから、「夢のある町」をキャッチフレーズにしていた。
夢前川・菅生川の中流と上流に位置する[1] 。主力産業として観光地として、弥勒寺、置塩城跡、塩田温泉、雪彦山、賀野神社などがある。
町域中央を中国自動車道 南端を山陽自動車道が東西に横断している[3]。
地理
地名の由来
人口
- 合併当初は約1万4000人ほどであったが、姫路市のベッドタウンとして約2万2000人ほどに増加した。しかし姫路市との編入合併直前は約2万人ほどになっていた。
広ぼう
- 南北25 km、東西10 km に広がる内陸の町。
隣接していた自治体(廃止当時)
歴史
行政
- 町長:爲則 政好(ためのり まさよし;2001年5月28日から、5期目)
経済
産業
山之内養鶏場
- 主な産業
- 林業: 竹炭
- 農業: 酒米
- 養鶏
- 手工業: 姫革細工
- 産業人口
- 第1次産業 585人(5.7%)
- 第2次産業 3,978人(38.5%)
- 第3次産業 5,612人(54.3%)
姉妹都市・提携都市
国内
地域
大字
鹿谷地区の街並み
前之庄で撮影
置塩地区の街並み
置本で撮影
菅野地区の街並み
菅生澗で撮影
- 姫路市に編入後は「姫路市夢前町○○」に変更される。
郵便番号 |
大字名
|
671-2133
|
芦田
|
671-2106
|
莇野
|
671-2114
|
糸田
|
671-2122
|
置本
|
671-2117
|
高長
|
671-2136
|
護持
|
671-2132
|
古瀬畑
|
671-2113
|
古知之庄
|
671-2105
|
神種
|
671-2112
|
塩田
|
671-2102
|
新庄
|
671-2111
|
杉之内
|
671-2134
|
菅生澗
|
671-2124
|
玉田
|
671-2135
|
塚本
|
671-2116
|
寺
|
671-2131
|
戸倉
|
671-2137
|
野畑
|
671-2103
|
前之庄
|
671-2115
|
又坂
|
671-2121
|
宮置
|
671-2123
|
山冨
|
671-2101
|
山之内
|
施設
教育
※ 現在は町立の各校とも姫路市立
交通
鉄道
町内を鉄道路線は走っていない。鉄道を利用する際の最寄り駅はJR西日本播但線福崎駅。
バス
道路
町内の東西を縦断する兵庫県道23号三木山崎線
前之庄で撮影
町内の南北を縦断する兵庫県道67号姫路大河内線
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
置塩城跡
古くから開けた塩田温泉など風光明媚な観光資源に恵まれ、重要文化財の本堂を含め多くの文化財を所蔵する弥勒寺、国の史跡の置塩城跡など貴重な歴史的文化遺産も数多く有している。
- 神社・仏閣
- 通宝山 弥勒寺 夢前七福神 第1番札所(布袋尊)、(本堂、木造弥勒仏及両脇侍像は国の重要文化財)
- 富田山 性海寺 播磨西国三十三箇所 第2番札所、夢前七福神 第7番札所(弁財天)
- 雪彦山 満願寺 播磨西国三十三箇所 第13番札所
- 一乗山 圓明寺 播州薬師霊場 第17番札所
- 賀野神社
- 雪彦山
- 雪彦マラソン
出身有名人
脚注
参考文献
関連項目
外部リンク