多田建設株式会社(ただけんせつ)は東京都江東区に本店を置く、日本の建設会社である。
第二次世界大戦終戦で朝鮮から引揚げ・営業再開した多田組を前身とする。当初は東京下町の復興工事に携わり、爾来、民間建築工事主体で営業してきた。
一時期は東京証券取引所第一部に上場していたが、バブル経済崩壊後の1997年7月、資金繰り悪化から会社更生法の適用を申請し、倒産した(負債総額は約1,714億円)。大旺建設の支援を受けて更生完了したが、同社による合併に多田建設社員が反発し、2005年7月、再び会社更生法の適用を申請した。2005年12月にアセット・マネージャーズとリーマン・ブラザーズがスポンサーとなり、2度目の会社更生手続も2006年に終結した。
2008年に入ってサブプライム問題や建築確認申請問題に端を発した市場環境により、7月30日に3度目となる会社更生法の適用を申請した。帝国データバンクによると負債総額は約179億円。
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