堀川(ほりかわ)は、江戸時代に開削された農業用水路。現在は坪井川水系の二級河川である。
概要
熊本県菊池郡大津町瀬田付近の白川より取水し、熊本県合志市を流れ熊本県熊本市北区飛田町付近で、坪井川に合流する。
熊本藩主加藤忠広が工事に着手。改易のために一時中断されたが、細川忠利が再開し1637年に完了した。
上流部は多くの水路に分かれ、瀬田上井手・瀬田下井手などと呼ばれている。
流域の観光地など
- 鉄砲小路(てっぽうこうじ)<地元では(てっぽこうじ)と話す>
- 江戸時代に鉄砲隊の一部が居住していた地域で、屋敷林や石垣が残っている。現在は住宅地であるが、住民の手によって町並みを残す努力がなされている。くまもと景観賞受賞、くまもとアートポリス選定既存建造物。
- 菊陽杉並木公園さんさん
- 味噌・醤油資料館
流域の自治体
- 熊本県
- 大津町
- 菊陽町
- 合志市
- 熊本市北区
流域の交通
道路
公共交通
参考文献
- 「日本歴史地名大系 第44巻 熊本県の地名」下中邦彦(平凡社)1985年3月25日
- 「熊本県大百科事典」熊本日日新聞 1982年4月25日
外部リンク