土御門宮(つちみかど の みや)は、日本の皇室における宮家の一つ。鎌倉時代に存在した。
元徳2年2月11日(1330年3月1日)、後深草天皇の二世孫源久良は、花園上皇の猶子として親王宣下を受けて皇籍復帰をし、土御門親王と称するようになる。この「土御門」が、実質的に久良親王の皇統に継承される宮号となった[1]。
久良親王の子・宗明は再び臣籍降下するが、降下後も「宮」と称されており、皇族と臣下の立ち位置にあったと思われる[2]。宗明以降の系譜は明らかになっていない。
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