『困難な人生』(こんなんなじんせい、イタリア語: Una vita difficile)は、1961年(昭和36年)製作・公開、ディーノ・リージ監督によるイタリアの映画である[1][2]。イタリア式コメディの1作。
略歴・概要
本作は、1961年、ディーノ・デ・ラウレンティスによるイタリアの映画会社ディーノ・デ・ラウレンティス・チネマトグラフィカが製作、同年12月19日に同社が配給して、イタリア国内で公開された[1]。本作は、翌1962年(昭和37年)のダヴィド・ディ・ドナテッロ賞作品賞を受賞した[1]。
イタリアの映画史においては、1959年(昭和34年)のマリオ・モニチェリ監督による『戦争・はだかの兵隊』、1960年(昭和35年)のルイジ・コメンチーニ監督による『みんな帰ろう』と並ぶ、第二次世界大戦後の復興期のありかたを示す作品とみなされている[3]。
本作の英語タイトル A Difficult Life は直訳題であるが、ディーノ・リージの次作『追い越し野郎』(イタリア語: Il sorpasso, 「追い越し」の意)をアメリカ合衆国で配給したジョーゼフ・E・レヴィーンのエンバシー・ピクチャーズがつけた英語タイトルは The Easy Life で、前作に対照的な意味のタイトルで売り出された[4]。
日本では、本作に関しては劇場公開されておらず、2010年9月現在、DVD等のビデオグラムも発売されていない。
スタッフ・作品データ
キャスト
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関連事項
註
外部リンク
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