四本 潔(よつもと きよし、1908年9月29日 - 1981年4月14日)は、日本の実業家。川崎重工業社長を務めた。
経歴・人物
兵庫県神戸市出身。1932年に京都帝国大学工学部を卒業し、川崎汽船に入社した。1966年に川崎航空機社長に就任し、川崎重工業副社長を経て、1969年11月に川崎重工業社長に就任した。1977年6月に会長に就任日本初のヘリコプターの生産を手掛けたり[2]、アメリカのボーイング社との提携によるYX開発に携わるなど日本の航空機技術の発展に大きな功績を残した[3]。
民間輸送機開発協会理事長、日本航空宇宙工業会会長なども歴任した[3]。
1971年11月に藍綬褒章を受章。
1981年4月14日心筋梗塞のために死去[3]。72歳没。
脚注
- ^ 1981年 4月16日 読売新聞 朝刊 p8
- ^ a b c 1981年 4月15日 読売新聞 夕刊 p11
参考文献
- 興信データ株式會社『人事興信録 第30版 下』興信データ、1979年。
- 先代
- 砂野仁
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- 川崎重工業社長
- 第7代:1969年 - 1977年
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- 次代
- 梅田善司
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